フレイル予防で健康づくり
ページ番号1011933 更新日 令和2年12月10日 印刷
中央地域包括支援センターが作成した「フレイル予防で健康づくり」のパンフレットを、広報かわにしmilife令和2年11月号と同時配布しました。この機会にぜひ、ご覧ください。
同パンフレットは、下のPDF「フレイル予防で健康づくり」からもご覧いただけます。
「フレイル」を知っていますか
「フレイル」とは、年をとるなどで心や体のはたらき、社会的なつながりが弱くなった状態を言います。フレイルは放置していると要介護状態になる可能性がありますが、適切な対策を行うことで、進行を防ぎ健康な状態に戻ることが出来ます。
フレイルを予防する3つのポイント
フレイルを予防して健康長寿を実現するための大切なポイントとして「運動」「栄養(食・口腔)」「社会参加」の3つがあり、これらは相互に影響しあっています。また、新型コロナウイルス感染症予防のために家に閉じこもっていると、「身体活動量の低下⇔食欲低下⇔脳のはたらきの低下」という生活不活発の悪循環を引き起こし、フレイルになってしまう恐れがあります。
あなたの健康状態をチェック
下のポイント1~3のフレイルチェック項目で、あなたの状態に当てはまるものはありますか。
フレイルチェック項目 | あなたの状態(A) | あなたの状態(B) |
---|---|---|
あなたの現在の健康状態はいかがですか | よい・まあよい・ふつう | あまりよくない・よくない |
以前に比べて歩く速度が遅くなってきたと思いますか | いいえ | はい |
この1年間に転んだことがありますか | いいえ | はい |
ウォーキングなどの運動を週に1回以上していますか | はい | いいえ |
フレイルチェック項目 | あなたの状態(A) | あなたの状態(B) |
---|---|---|
1日3食きちんと食べていますか | はい | いいえ |
半年前に比べて硬いものが食べにくくなりましたか(さきいか、たくあんなど) | いいえ | はい |
お茶や汁物などでむせることがありますか | いいえ | はい |
6カ月間で2~3Kg以上の体重減少がありましたか | いいえ | はい |
あなたはたばこを吸いますか(加熱式たばこや電子たばこを含む) | 吸っていない・やめた | 吸っている |
フレイルチェック項目 | あなたの状態(A) | あなたの状態(B) |
---|---|---|
毎日の生活に満足していますか | 満足・やや満足 | やや不満・不満 |
周りの人から「いつも同じことを聞く」などの物忘れがあると言われていますか | いいえ | はい |
今日が何月何日かわからない時がありますか | いいえ | はい |
週に1回以上は外出していますか | はい | いいえ |
ふだんから家族や友人との付き合いがありますか | はい | いいえ |
体調が悪いときに、身近に相談できる人がいますか | はい | いいえ |
フレイル予防の3つのポイントをチェックしましょう
ポイント1~3のフレイルチェック項目で(B)欄に1つでも当てはまった人は、特に意識して予防に取り組みましょう。
ポイント1:運動
正しい感染症対策をして外出を楽しみましょう
家に閉じこもってばかりでは、気分が落ち込みがちになってしまいます。「食欲が落ちた、夜眠れない、何も楽しめない」と感じるかたは要注意!!外に出て日の光を浴びたり、人と交流したりして、気分転換を図りましょう。
外に出かける時の注意点
- 2メートル以内に人が居る時はマスクの着用を忘れずに
- 人のいないところではマスクを外していても問題ありません
- 外のものに触れた手で顔や髪の毛を触らないように注意し、帰宅時などにこまめな手洗いを心がけましょう
きんたくん健幸体操〈転倒予防・いきいき百歳体操編〉DVDを使って、自宅でも筋トレができます
「きんたくん健幸体操(転倒予防・いきいき百歳体操編)」とは、自主グループ活動で椅子に座ってDVDを見ながらゆっくり行う筋力体操です。運動が苦手なかたや体力のないかたでも無理なく体を動かすことができます。
希望者へは無料でDVDを配布中
DVDに関する問い合わせは、川西市中央地域包括支援センターへ。
電話:072-755-7581
ファクス:072-740-2003
ポイント2:栄養(食・口腔)
バランスの良い食事で低栄養の予防と免疫力アップ
1日3回主食(ごはん、パン、麺類)・主菜(肉・魚・卵、大豆製品)・副菜(野菜・きのこ・いも・海藻)の3つがそろった食事を意識しましょう。特に筋肉のもととなるたんぱく質源(主菜)が大切です。肉・魚・卵・大豆製品など色々な食材から取り入れましょう。
また、お口の些細な不具合はフレイルの入り口です。硬いものが食べにくい、食べこぼしが増えたなどは要注意。歯科健診や必要な治療を受けましょう。
ポイント3:社会参加
地域活動への参加( 社会参加)は効果的なフレイル予防になります
直接会いにくい状況でも、家族や友人と電話やメール、手紙などを使って積極的に交流しましょう。
地域の交流の場であるサロンやカフェが、感染症対策を講じて再開され始めています。この機会にSNSデビューや地域デビューしてみませんか。
PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでないかたはアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。
このページに関するお問い合わせ
中央地域包括支援センター
〒666-8501 川西市中央町12番1号 市役所1階
電話:072-755-7581 ファクス:072-740-2003
中央地域包括支援センターへのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。