活動を終えて

活動を終えて

神庭　亮太

2カ月間という長い期間のインターンでしたが、日々新しい発見や体験があり自分にとってとても面白く、密度の濃い時間を過ごすことが出来ました。
インターン活動を通して、私の中にあった市役所や公務員のイメージは大きく変わりました。これまで、公務員は「お役所仕事」という言葉のように、与えられたことのみをし、定時で帰るというイメージがありました。しかし、川西市役所では職員の方一人一人がどうしたらもっと良くなるのかということを考えて働かれていて、自分が帰る時間になって市役所が閉まった後でも多くの職員が残られて熱心に働かれていました。また、会議を見学させていただいた時も、川西市をよりよくしようと様々な意見が出されていました。
常に川西市のことを考えて働かれている職員の方を自分の目で見てかっこいいと思い、自分もいつかこの人たちと同じように働いてみたいと心の底から思いました。
そして私の中で何より大きく変わったのは、市長に対するイメージです。
このインターンに参加するまで、「市長」はテレビや新聞でしか見ることがなく、どこか芸能人に近いようなイメージを持っていました。また、厳しい人なのだと思い込み、こんな一大学生の話など聞いてくれるのか、つまらないことを聞いてしまったらどうしようなどと考え、とても緊張していました。
しかし、越田市長に会ってみると、とても優しい方で何を聞いても答えて下さり、川西のことから議会のことまで2カ月間で本当に多くの事を教えてくださいました。そのおかげで私は政治に対して興味を持つことが出来るようになりました。
また、職員の方に対して厳しさはありながらも、通路ですれ違った際に笑顔で話され、時には感謝を伝える様子は、自分の描く理想的なリーダーでした。
そんな越田市長だったからこそ、こんなにも楽しく2カ月間過ごすことが出来たのだと思います。本当に感謝でいっぱいです。
これからは就職活動が始まり、公務員となるための勉強が段々本格化してきます。けっして簡単な道ではないですが、今回のインターンシップで得た経験を胸に、頑張っていこうと思います。
最後になりますが、今回インターンとして受け入れてくださった越田市長や川西市役所の皆様に心から感謝申し上げます。2カ月間本当にありがとうございました。

日比野　令旺

今夏、越田市長の元でインターンに参加するまでは、あまり上の年代の方と関わる機会がなかったので、コミュニケーションや礼儀を含め緊張や不安がありました。
しかし、越田市長はとても穏やかな方なので、とても話しやすく、川西市が進めている政策や市政の運営、話題になっているニュースなどを通じて、沢山お話することができました。
市長とお話した中でとても印象に残ったのは、「川西市が進めている新型コロナウイルス対策」と、「今後人口減少が進む中で、ゴミの収集や道路交通、上下水道などの行政が行うサービスをどのように維持・運営していくか」の2つです。
今年は新型コロナウイルスの影響で例年とは違う社会・経済状況になりましたが、市長は協議や委員会、SNSを通じて市民の声を聴きとり、自治体として可能な範囲で政策、予算、行事の変更を実施するなど、市民生活のために迅速に対応されていることを、肌を通して実感しました。
最後に、市長だけではなく秘書課の方など市の職員と、就職や公務員の仕事に関するお話するなどを通じて交流することもできましたので、本当に良い社会勉強となりました。普通の大学生が市長の元でインターンに参加できることは、大変貴重であると思います。このインターンで学び得た様々な経験を活かして、今後の就職活動や社会人生活に反映させたいと考えています。
この2カ月間、長いようであっという間でしたが、越田市長をはじめ川西市の皆さん本当にありがとうございました。