災害時に備えて

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ページ番号1016936  更新日 令和6年3月11日 印刷 

地震等で水道や下水道の施設が被害を受けて使えなくなり、応急給水や応急復旧が必要になった場合は、「川西市地域防災計画」及び「川西市上下水道局危機マニュアル」に基づいて応急対策を実施します。
ここでは災害時に備えて上下水道局が行っている取り組みについて紹介します。

写真:災害

「緊急遮断弁」の設置による飲料水の確保を行います

配水池は、たくさん使うときのために水を貯めておくところです。
地震災害で水道管が破損し、配水池から貴重な水が流出しないように、応急給水拠点に近い配水池10カ所に「緊急遮断弁(きんきゅうしゃだんべん)」を設置しています。
震度5以上の地震が発生した場合は、自動的に「緊急遮断弁」が下り水を送るのを止めるため、配水池内の貴重な水を守ります。

写真:緊急遮断弁
緊急遮断弁

応急給水拠点

緊急時には、学校のグラウンドや公園など、市民の皆さんが避難する場所で応急給水を行います。応急給水場所は以下の表のとおりです。いざという時のために確認しておいてください。

応急給水場所

 

給水場所

所在地

補給場所

1 久代小学校グラウンド 久代3-27-9 久代小学校緊急貯水槽
2 明峰小学校グラウンド 萩原台西3-242 湯山台・萩原台配水池
3 緑台市民グラウンド 向陽台1-11-2 緑台市民体育館緊急貯水槽
緑台高区配水池
4 清和台南小学校グラウンド 清和台西5-1-2 清和台・けやき坂中高区配水池
5 東谷小学校グラウンド 見野2-30-1 北消防署緊急貯水槽
大和低区・大和高区・山原配水池
6 北陵小学校グラウンド 丸山台1-3-2 一庫中区配水池
7 キセラ川西せせらぎ公園 火打1 せせらぎ公園緊急貯水管
滝山配水池

配水池10カ所と緊急貯水槽など4カ所でおよそ16万人の飲料水として約14,400立方メートル(災害の発生から最初の3日間は1人1日あたり3リットル、その後4日間は1人1日あたり20リットル)確保しています。

イラスト:応急給水拠点


緊急貯水槽とは、タンク型の水道管のことで地震などで水道管が破損し、漏水すると弁が閉まり、タンク内に100立方メートル(18リットル入りのポリ容器で5,500個分)の水を確保します。

組立式給水タンク

災害時に、給水車や貯水槽からの飲料水を一時的に保管できるタンクです。組立て式のため、コンパクトに収納可能で、取扱いも容易です。また中の飲料水を注入する袋は、その都度交換ができるため、衛生的です。

写真:組立式タンク
容量 1000リットル

写真:組立式タンクを組立てる様子

応急復旧のための資材の手配

緊急時には、復旧したくても水道管などの資材が不足するなど、さまざまなことが考えられます。上下水道局では、資材が不足することなく応急復旧ができるよう、平成18年から水道管製造メーカー等と協力体制を整えています。

近隣市との連絡体制

伊丹市、宝塚市、猪名川町との間で「災害時における水道事業の相互応援に関する協定」を締結し、5カ所の相互融通管を整備しています。
また、大阪府池田市と、いずれかの給水区域内で発生した事故、渇水、災害等による断水等が生じた場合は、災害時相互連絡管を使用し、可能な範囲において応援を要請した市への水道水の供給を行うこととした「災害時相互連絡管の管理運用に関する協定書」を締結しています。

応急給水場所と相互融通管

イラスト:応急給水場所と相互融通管の位置図

防災訓練の充実

川西市では災害に強いまちづくりを進めるため、平成8年から毎年、東久代運動公園等で「防災訓練」を行っています。上下水道局も毎年参加し、市民生活の基盤となるライフラインの復旧訓練を行い、緊急時に備えています。
また上下水道局でも毎年危機管理訓練として応急給水訓練などを行っています。

写真:防災訓練の様子1

写真:防災訓練の様子2
市防災訓練の写真
写真:防災訓練の様子3
組立式タンクで給水訓練
写真:防災訓練の様子4
突起した汚水マンホールの点検

災害備蓄水「川西市のもしもに備えた優しい水」

上下水道局では、緊急時の応急給水が整うまでの臨時的飲料水として、久代浄水場の水を詰めた災害備蓄水「川西市のもしもに備えた優しい水」(500ミリリットル)を毎年市内の各公民館に置いています。

災害備蓄水を置いている公民館

施設名

所在地

電話番号

収容人数

24本入箱数

黒川公民館 川西市黒川字谷垣内295 072-738-0107

70

18

東谷公民館 川西市見野2丁目21-11 072-794-0004

60

16

北陵公民館 川西市丸山台1丁目5-2 072-794-9090

150

38

多田公民館 川西市多田院1丁目5-1 072-793-0011

50

14

緑台公民館 川西市向陽台1丁目6-38 072-792-4951

150

38

清和台公民館 川西市清和台西3丁目1-7 072-798-1280

70

9

けやき坂公民館 川西市けやき坂2丁目63-1 072-798-0770

150

38

明峰公民館 川西市萩原台西3丁目282-11 072-759-6901

180

30

キセラ川西プラザ 川西市火打1丁目12-16 072-757-1920

160

20

川西南公民館 川西市久代3丁目16-29 072-757-8623

80

15

合計    

1120

236

表内の収容人数は「地域防災計画」における応急救護所としての各公民館の収容人数です

写真:川西市のもしもに備えた優しい水

ご家庭でも突然の災害に向けた備えをお願いします

目標 1人1日あたり 3リットルで3日分を目安に保存を

震などの災害発生から救援体制が整うまでには、およそ3日間を要するといわれています。上下水道局では、緊急遮断弁の整備や組立式給水タンクの購入など、応急給水拠点の確保に努めていますが、確保できる水道水の量には限りがあります。
ご家庭でも非常時のために飲料水の確保をお願いします。

「日常備蓄」を心がけましょう

災害用の特別な準備ではなく、少し多めの買い置きなどをして、料理などに使いながら補充を繰り返すようにすると、いざという時の備えになります。

イラスト:日常備蓄の考え方 「備える」「使う」「補充する」の繰り返し

飲料水の保存方法

水道水を保存する場合は、フタができる清潔な容器に口元いっぱいに水を満たし、フタをしっかり閉めてください。日の当たらない涼しいところでは3日間程度、冷蔵庫の中では1週間を目安に水を入れ替えてください。

市販のボトル水などを保存する場合は、製品の保存方法や賞味期限などの記載事項をよく確認してください。

イラスト:ペットボトル水

生活用水の重要性

お風呂の水をため水に

断水になると、困るのは生活用水が使えなくなることです。浴槽に水を張っておけばトイレにも利用できます。少しだけでも残しておくといざという時に安心です。

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このページに関するお問い合わせ

上下水道局経営企画課

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電話番号:072-740-1261 ファクス番号:072-740-1314
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