工事検査の内容

工事検査の所管について

上下水道局が発注する建設工事について、当初契約金額が1,000万円未満は上下水道局で、1,000万円以上は市総務部契約検査課で次の検査を行います。

• 完成検査…工事が完成し、請負業者から完成した通知を受けた日から14日以内に実施する検査
• 中間検査…工事完了後では工事箇所が確認できない場合や施工途中に工事品質を確認する検査
• 出来形部分検査…出来上がった工事部分の代金を支払う場合や工事完成前に出来上がった部分を使用する場合に行う検査
• 臨時検査…施工途中に特に必要と認めた場合に実施する検査
• 手直し検査…上記の検査を行った結果、出来形不良や不足があった場合の手直し工事に対する検査

上下水道局の段階確認について

工事検査室と同様の取り扱いとします。

• 工事検査

上下水道局の工事成績評定について

評定の対象となる工事は…

上下水道局が発注する請負工事のうち、当初契約金額が1,000万円以上の工事案件とします。
ただし、単価契約や災害時における緊急の工事、役務の提供が主たる目的の工事や出来形の評価ができない工事などは評定を省略します。

評定項目

成績評定は監督員、工事所管課長等、検査員が評定を行い、配点割合はそれぞれ40％、20％、40％となっています。詳しくは関連資料の「川西市上下水道局建設工事成績評定要領」を参照してください。

評定結果

工事成績評定結果は、評定終了後に工事所管課から請負者に通知します。評定結果に不服があるときは通知を受けた日から7日以内に、上下水道局に対して書面により説明を求めることができます。不服の旨に対する上下水道局からの回答は書面で行います。

その他

市では平成22年6月から、当初契約金額1,000万円以上の請負工事について工事成績評定の本格実施を行っています。
上下水道局では24年度の発注工事のうち当初契約金額1,000万円以上の案件について工事成績評定の本格実施を行います。
今後は、市に準じて当初契約1,000万円未満の請負工事についても本格実施していく予定です。