マダニが媒介する感染症(SFTSなど)にご注意ください
ページ番号1025747 更新日 令和8年10月20日 印刷
1. ダニが媒介する感染症について
ダニ媒介感染症とは、病原体を保有するダニに刺されることによって起こる感染症のことです。人が野外作業や農作業、レジャーなどで、これらのダニの生息場所に立ち入ると、ダニに咬まれることがあります。ダニがウイルスや細菌などを保有している場合、咬まれた人が病気を発症することがあります。
ダニが媒介する感染症には、日本紅斑熱やつつが虫病、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)などがあります。これらの感染症はいずれも注意が必要ですが、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は、人に感染すると重症化し死亡することもある感染症で、全国の報告数は近年増加傾向にあります。
2. 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)とは
主にSFTSウイルスを保有するマダニを介して感染するダニ媒介感染症です。
潜伏期間は6日~14日です。主な初期症状は発熱、全身倦怠感、消化器症状(食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)などで、重症化し死亡することもあります。
3. マダニに咬まれないための予防対策(感染予防策)
マダニは、家庭にいるイエダニとは異なり、主に森林や草地、畑、あぜ道などの屋外に生息しています。草むらや藪など、マダニが多く生息する場所に入る場合には、肌の露出を少なくすることが大事です。
- 肌を露出しない服装を心がける
長袖、長ズボン、足首が隠れる靴下を着用し、サンダルなどは避けてください。
シャツの裾はズボンに入れ、ズボンの裾は靴下の中に入れるか、長靴を着用して隙間をなくしましょう。 - 帽子や手袋を着用する
首元にはタオルを巻くか、ハイネックを着用すると効果的です。 - 虫よけスプレーを活用する
服の上から使える「ディート」や「イカリジン」といった成分が含まれた虫よけ剤が有効です。 - 野外活動後は、入浴し、マダニに噛まれていないか確認してください。
4.マダニに咬まれてしまったら
- 無理に引き抜かず、医療機関を受診する
マダニがしっかり食いついている場合、無理に引き抜くと口の部分が皮膚に残って炎症を起こしたり、マダニの体液を逆流させてしまったりすることがあります。自分で無理に取ろうとせず、皮膚科などの医療機関を受診して処置(除去など)を受けてください。 - 健康観察を行う
マダニに咬まれた後、数週間は体調の変化に注意し、発熱などの症状が現れた場合は、速やかに医療機関を受診し、「マダニに咬まれた可能性がある」旨を医師に伝えてください。
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