タバコと健康

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ページ番号1019942  更新日 令和6年7月23日 印刷 

喫煙と健康

 喫煙が健康に及ぼす悪影響については、長い研究の歴史があり、今日においては多くの研究成果が蓄積しています。その結果、喫煙者に、がん、心臓病、脳卒中、肺気腫、喘息、歯周病など、特定の重要な疾病の罹患率や死亡率などが高いこと、及びこれらの疾病の原因と関連があることは多くの疫学研究などにより指摘されています。

喫煙者本人への健康影響

1.がんへの影響について

 喫煙男性は、非喫煙者に比べて肺がんによる死亡率が約4.5倍高くなっているほか、それ以外の多くのがんについても、喫煙による危険性が増大することが報告されています。また、喫煙は世界保健機関(WHO)の国際がん研究機関(LARC)において発がん評価分類でグループ1(人間に対して発がん性あり。人間に対する発がん性に関して十分な証拠がある)に分類されています。

2.循環器病への影響について

 喫煙者は、非喫煙者に比べて虚血性心疾患(心筋梗塞や狭心症など)の死亡の危険性が1.7倍高くなるという報告があります。また、脳卒中についても喫煙者は、非喫煙者に比べて危険性が1.7倍高くなるという報告があります。

3.呼吸器疾患などへの影響について

 喫煙により空気の通る道である気道や肺自体へ影響を及ぼすことが知られています。このため、喫煙は慢性気管支炎、呼吸困難や運動時の息切れなどの症状が特徴的な肺気腫や喘息などの呼吸器疾患の原因と関連しています。

禁煙のすすめ

 禁煙は、呼吸器疾患の予防や治療に欠かせない、大切な健康管理の方法です。離脱症状は、体内からニコチンが抜けていくときに現れる不快な症状です。ピークは2、3日目くらいまでで、禁煙開始後1週間程度で消失します。依存度が高い人は、ニコチンガムやパッチを用いることを考えましょう。禁煙を長く続けるためには、「自分の健康は自分で守る」、「セルフマネジメント(自己管理)」という意識が大切です。禁煙で手に入れた「いいこと」を実感しながら、吸わない生活を楽しんでみましょう。

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健康医療部 保健センター・予防歯科センター

〒666-0016 川西市中央町12番2号 市役所北隣り 保健センター内
電話:072-758-4721 ファクス:072-758-8705
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