子宮頸がん予防ワクチン予防接種・子宮頸がん予防キャッチアップ接種
ページ番号1001260 更新日 令和4年4月26日 印刷
子宮頸がん予防ワクチンの予防接種の定期接種を平成25年4月1日から実施しています。
同年6月14日から積極的な接種勧奨を差し控えていましたが、令和3年11月26日より接種勧奨を再開しています。
子宮頸がん予防ワクチンについて
子宮頸がんは、子宮の入り口にできるがんで、日本では近年20代~30代で急増しています。
子宮頸がんの主な原因は、性交渉による「発がん性ヒトパピローマウイルス(HPV)」の感染によるものといわれています。通常、感染しても多くの場合は、感染は一時的で、ウイルスは自然に排除されますが、感染した状態が長い間続くと、子宮頸がんを発症することがあります。
子宮頸がん予防ワクチンは、すべての発がん性HPVの感染を防ぐものではありませんが、サーバリックスで子宮頸がんから約67%みつかるHPV16型、18型の2つのタイプの発がん性HPVの感染を、ガーダシルでHPV6型、11型、16型、18型の4つのタイプの発がん性HPVの感染や子宮頸がんの前がん病変、外陰上皮内腫瘍、膣上皮内腫瘍、尖圭コンジローマを予防する効果があります。
子宮頸がんの約半分は、ワクチン接種によって予防できることが期待されていますが、全ての発がん性HPVによる病変が防げるわけではありません。より確実に子宮頸がんを予防するために、20歳を過ぎたら定期的に子宮頸がん検診を受けましょう。
対象年齢
小学6年~高校1年相当年齢の女子
(標準的な接種は中学1年生)
ワクチンの種類と標準的な接種間隔
接種数 | 標準的な接種間隔 |
---|---|
1回目 | 標準的には中学1年生で接種 |
2回目 | 1回目の接種から1カ月以上の間隔をあけて |
3回目 | 1回目の接種から6カ月以上、2回目の接種から2カ月半以上の間隔をあけて1回 |
接種数 | 標準的な接種間隔 |
---|---|
1回目 | 標準的には中学1年生で接種 |
2回目 | 1回目の接種から2カ月の間隔をあけて (やむを得ない場合は1回目の接種から1カ月以上の間隔をあける) |
3回目 | 1回目の接種から6カ月の間隔をあけて (やむを得ない場合は2回目の接種から3カ月以上の間隔をあける) |
接種するワクチンの種類については医師とご相談ください。
子宮頸がん予防キャッチアップ接種
積極的勧奨が差し控えられている期間に対象であった人を対象に令和4年4月1日~令和7年3月31日までの3年間実施します。
対象年齢
平成9年4月2日~平成18年4月1日生まれで3回の接種が完了していない人
回数など
6カ月間で3回(2種類のワクチンがあり、接種の間隔はワクチンにより異なります。上記にある「ワクチンの種類と標準的な接種間隔」をご覧ください。)ただし、接種間隔の上限はありません。
任意接種の費用助成について
平成9年4月2日~平成18年4月1日生まれの人で、定期接種の対象年齢を過ぎて子宮頸がん予防ワクチンの任意接種を受けた場合、費用の助成を行う予定です。
助成に係る準備ができ次第、ホームページに掲載します。
ヒトパピローマウイルス感染症(子宮頸がん予防ワクチン)の定期接種に関するリーフレットについて
接種に当たっての注意事項などをご確認いただくようにお願いします。
詳しくは、下記の「ヒトパピローマウイルス感染症(厚生労働省ホームページ)」をご覧ください。
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小学校6年~高校1年相当の女の子と保護者の人へ大切なお知らせ(概要版) (PDF 2.8MB)
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小学校6年~高校1年相当の女の子と保護者の人へ大切なお知らせ(詳細版) (PDF 4.7MB)
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HPVワクチンを受けたお子様と保護者の人へ (PDF 2.5MB)
- ヒトパピローマウイルス感染症(厚生労働省ホームページ)(外部リンク)
入院中などやむを得ない理由により、市外(猪名川町を除く)で接種される場合
なお、入院中などやむを得ない理由により、市外(猪名川町を除く)で接種される場合は、健康被害が生じた場合の補償給付のため、接種時に「予防接種市外実施依頼書」が必要です。接種する市区町村によっては有料となることがあります。「予防接種市外実施依頼書」は市保健センターで発行しますので、接種前に手続きをしてください。
平成28年4月1日以降接種分より還付があります。詳しくは、「定期予防接種費用を助成します」をご覧ください。
県の相談支援体制、医療体制について
相談支援体制
HPVワクチン接種後に気になる症状や学校生活などについての、総合相談窓口を常設しています。
相談窓口 | 相談例 | 電話 |
---|---|---|
<衛生部門> 健康福祉部感染症対策室感染症対策課(県) |
接種後、時々頭痛があるが副反応か? 市町の窓口はどこになるか? |
078-362-3264 |
<教育部門> 教育委員会事務局体育保健課(県) |
症状があり、通学や学習に不安がある。 | 078-362-3789 |
医療体制
HPVワクチン接種後に生じた症状の診察に係る協力医療機関を選定しています。HPVワクチン接種後、気になる症状の悪化や症状が継続する場合、まずは接種医療機関など、地域の医療機関を受診し、受診した医療機関の医師から、下記の協力医療機関へ紹介受診してください。
【協力医療機関】神戸大学医学部付属病院 兵庫県立尼崎総合医療センター
厚生労働省相談窓口
(感染症・予防接種相談窓口)
電話 03-5276-9337(平日午前9時から午後5時)
関連情報
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このページに関するお問い合わせ
健康医療部 保健センター・予防歯科センター
〒666-0016 川西市中央町12番2号 市役所北隣り 保健センター内
電話:072-758-4721 ファクス:072-758-8705
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