プロジェクト#002 「くろかわ古写真プロジェクト」
ページ番号1003048 更新日 平成30年3月8日 印刷
「戦前のケーブル駅前にはなー、旅館やカフェーが並んでて『黒川銀座』って呼ばれてたんやで』
黒川にお住まいの方からこんな意外な話を聞きました。
もしかしたら昔の黒川の姿を知ることで、これからの黒川を考えることができるかもしれない…
そんな想いから、古い写真の発掘に取り組んでいます。
プロジェクトの概要
高齢化が進む黒川を将来どのようなまちにしていくかを考えるときに、昔の黒川はどうであったかを知り、その遺産をきちんと伝えていくことが重要です。
そこで、昔の写真=「古写真」に注目し、民家に眠る古写真を発掘することとしました。
この趣旨に賛同しコラボレーションしてくれたのは、近畿大学総合社会学部の田中晃代研究室の皆さんです。
平成28年7月末に開いた、「里山・黒川の魅力を考える会」とのキックオフ・ミーティングの後、田中先生と学生さんたちは夏の暑い日差しにも負けず、何度も黒川に足を運んで古写真を提供してくれる人たちと一緒にアルバムを開いて古写真を発掘しました。
「黒川里山まつり」での展示発表
学生たちが発掘した古写真は数百枚になりました。
家族の記念写真、昔の黒川の風景、結婚式やお葬式、小学校の卒業写真
どの写真も、黒川にまだまだたくさんの人たちが住んでいてにぎわっていたころの様子を今に伝えています。
学生たちはこれらの古写真を「風景」「遊び」「仕事」「学び」「絆」「にぎわい」の6つに分類し、現在の黒川を写した「今」と合わせて7枚のパネルを作成し、平成28年11月6日、黒川里山まつりの黒川公民館会場で展示発表しました。
会場には多くの人たちがパネルを見に来られ、「懐かしい」「そうそう、昔はこんなんだった。」「黒川も昔はたくさん住んではったんやなぁ」といった声が聞かれました。
交流イベント「もっと知ろう!黒川ってなぁに?」を開催
黒川の魅力をもっと知ろう!と、地元の住民と大学生が企画した交流イベントが開かれます。
- 日時 2月26日(日曜日) 午前10時~午後3時30分
- 場所 黒川公民館
黒川にお住まいの人以外でも誰でも参加できますので、当日、ふらりと覗いていただくこと大歓迎です。
交流イベント「もっと知ろう!黒川ってなぁに?」を開催しました
平成29年2月26日(日曜日) 黒川公民館の調理室に5人の黒川在住の女性と4人の近畿大学の学生と先生が集まりました。
古写真の発掘で黒川の魅力にハマった学生たちが住民との交流を深めようと、黒川の家庭料理を伝授してもらうことになりました。
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