令和7年3月11日 市長メッセージ「安全で安心な街づくりに一緒に取り組んでいきましょう」
ページ番号1021240 更新日 令和7年3月11日 印刷
令和7年3月11日 市長メッセージ「安全で安心な街づくりに一緒に取り組んでいきましょう」
3月に入り、暖かい日が増えてきました。
春の訪れがすぐそこまで来ているように感じます。
市議会では、総括質問や一般質問、常任委員会、予算審査特別委員会で活発な議論が行われています。
また、3月13日には特別支援学校小・中学部、14日には中学校、19日は小学校の卒業式などが行われます。
入学してから色々な経験を積み成長した児童・生徒の皆さんはこれから新たな一歩を踏み出すことになります。
新しい道に踏み出す子どもたちの活躍を心から願っています。
さて、今年も3月11日が訪れました。
14年前のあの日、マグニチュード9.0の大震災と巨大な津波が私たちの国を襲い、死者・行方不明者が2万人を超える未曽有の大災害となりました。
改めて、亡くなられた方々に心から哀悼の意を表し、被災された皆さまに心よりお見舞い申しあげます。
津波に飲み込まれる街並みや原子力発電所の事故を目の当たりにし、多くの方々が日本の未来に不安を感じたことかと思います。
さらに、その後も熊本地震や大阪府北部地震、能登半島地震、台風や豪雨による水害など、数々の災害が私たちを襲いました。
今月も岩手県大船渡市で山林火災が発生しています。
毎年、どこかで大きな災害が発生している現実が、私たちに防災・減災の重要性を突きつけています。
そこで、川西市の令和7年度当初予算では、防災対策をより一層強化していきます。
具体的には、全ての小・中学校の体育館に空調設備を整え、災害時の避難所としての機能を向上させます。
また、応急給水を確保するため、全小学校の受水槽設備に簡易給水栓を設置します。
さらには、避難所の環境を改善するために、簡易ベッド、パーテーションテント、発電機、照明装置などの備品を整備します。
災害を完全に防ぐことは難しいですが、このような対策を進めることで、被害を最小限に抑え、皆さんの命を守ることができます。
一方で、市民の皆さん一人ひとりが「災害は自分の問題」と捉えることも大切です。
大規模災害が発生すると、行政では、市内の全ての場所で同時に対応するのは難しいため、皆さんの自主的な防災対策が非常に重要です。
これからも皆さんに協力をいただき、安全で安心な街づくりに一緒に取り組んでいきたいと思います。
みんなで手を取り合い、支え合いながら未来を明るくしていけるよう、私たち一人ひとりの力を結集していきましょう。
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