教育委員メッセージ「こども基本法」に学ぶ
ページ番号1019734 更新日 令和6年6月6日 印刷
「こども基本法」に学ぶ
教育委員メッセージ
川西市立の小・中・特別支援学校及び幼児教育・保育施設では、昨年度から現場の要望により、教職員対象「こども基本法」についての研修会を開催しています。今年度も複数の学校園所から要望があり、主に本市教育委員の佐々木教育委員が講師として参加し開催されているところです。5月29日は川西市立川西小学校での開催でした。以下に佐々木教育委員から寄稿いただいた、「こどもの権利」についての論考を掲載しています。
令和5年4月から施行された「こども基本法」では、六つの基本理念を基にこども施策が行われると定められています。
- すべてのこどもは大切にされ、基本的な人権が守られ、差別されないこと。
- すべてのこどもは、大事に育てられ、生活が守られ、愛され、保護される権利が守られ、平等に教育を受けられること。
- 年齢や発達の程度により、自分に直接関係することに意見を言えたり、社会のさまざまな活動に参加できること。
- すべてのこどもは年齢や発達の程度に応じて、意見が尊重され、こどもの今とこれからにとって、最もよいことが優先して考えられること。
- 子育ては家庭を基本としながら、そのサポートが十分に行われ、家庭で育つことが難しいこどもも、家庭と同様の環境が確保されること。
- 家庭や子育てに夢を持ち、喜びを感じられる社会をつくること。
あらためて、子どもたちの健やかな成長のために、私たち大人ができること、やらなければいけないことを考え実践する機会としていきたいと考えています。
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