教育長メッセージ「こどもたちの笑顔が一番」

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ページ番号1019684  更新日 令和6年6月5日 印刷 

「こどもたちの笑顔が一番!」

教育長メッセージ

自分たちで作ったコースで練習するこどもたち

 学校園所の先行的な取り組みや実践を共有しようと、教育委員会内での情報共有スペースを作ったことは、以前にもお知らせしたとおりですが、今度は川西市立川西北こども園からこんなお知らせがありました。

 「川西北こども園は、4・5歳の『運動会』」を『運動参観』として実施します。今までも子どもたちが運動会で行う競技を考え、それに向けて取り組んできましたが、今年度は、当日に向けてではなく、『今日はどうする?』『今度はこうしたい』と、日々、子どもたちからの意見を基に、遊びやサーキットの組み方を考えたり、リレーのチーム分けや並びを考えたりして遊びを進めています。」

 お知らせを受けて、早速こども園を訪問。ちょうど4歳児の1クラスがサーキット遊びに取り組んでいました。体育遊具を子どもたちがどのように組み立て並べるかを考え配置します。配置し終わったら、練習開始。もちろん毎回サーキットのコースは変わります。保育職員の補助を受けながらも、どの子どもも熱心にチャレンジしている様子に感心しました。人懐っこい子どもたちが多いのか、見学している私に「見ててや!」「こっちも見てて!」と猛アピール。うまくできると得意そうな笑顔を見せてくれました。

 その後は、5歳児のバトンリレーの練習です。そのユニークな構成には驚きました。まずチーム分け。子どもたち自身で人数を見ながら6チームに分かれます。したがって毎回違ったチームになります。6チームでそれぞれ一人ずつ、整列しているチームの外側を走り、最後に自チームの足のトンネルをくぐって真ん中に置かれているコーンにリングバトンを入れてゴール! お気づきになられたと思いますが、味方にバトンを渡すことなく、走るごとに順位を報告する形式。チームの人数分、競走するのです。継続してバトンを手渡して競走するのですから、厳密に言えばリレーと呼べるのか疑問ですが、それでも走っている間中、どの子どもも思い思いのコースを全力で走っていて、それぞれのチームは大きな声で一生懸命応援しています。考えてみれば、子どもたちにとってチームとしての勝ち負け以上に、一生懸命走ることそれ自体を本当に楽しんでいることがよくわかります。走るのが得意な子、苦手な子、速い子、遅い子…、子どもたちは一人一人違いますが、共通しているのはどの子どもも笑顔が一杯で、そして一生懸命です。みんなが心から楽しめる運動会づくり、職員が悩んだり葛藤したりしながら創りあげようとしているもの、それが子どもたちの笑顔に表れていると思います。

 川西北こども園を訪問して気づいたこと。一つは幼児教育・保育の職員が子どもたちの意見を大事にしていること、そしてその気持ちが子どもたちに通じているのか、どの子どもたちも人懐っこく素直なこと、です。ただ、まだ孫のいない私に、笑顔で「見て見て、こっち見て、おじいちゃん!」と言われたのには、少々ダメージを受けてしまいました。自分の年齢を考えると心の準備ができていなかったのがいけないのですが、素直な子どものことばは時に衝撃的でもありますね…。

グループに分かれて競走するこどもたち

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