令和6年度第1回施設長会議
ページ番号1019556 更新日 令和6年5月2日 印刷
共に学ぶ場として
教育長メッセージ
川西市教育委員会では年に4回を目安に、市内の幼児教育・保育の施設長を対象とした会議を開催しています。昨年度までは市教育委員会や市長部局の施策や事業などの伝達、手続きなどについての事務的な説明が中心でしたが、今年度からは更に共に学び合う場として「施設長協議会」を設定し、行政の取り組みや現場での成果や課題を交流する時間を作りました。
今年度第1回目の協議会テーマは「熱中症」。学校園所などで起きている事故のほとんどは「コピペ事故」と言われ、時間や場所は点在するものの、その事故の様態はほぼ似通ったものとなっています。その原因の一つが事故の状況やその原因・対策などが詳細に調査されることが少なく、またその報告を取りまとめていないため共有されることが少ないことが挙げられています。文部科学省は今年3月に「学校事故対応に関する指針【改訂版】」を発表し、それを受けて教育委員会や学校現場などでその改善に努めているところです。4月に入って一時に気温が上昇し、「熱中症特別警戒情報」が新たに発令されるシステムもできました。それを受けてこの施設長会議でも熱中症の事例を基に、その対応について意見交流を行いました。
普段なかなか一堂に会する場面も少ないですが、各グループでは公立園所長がコーディネーターとなって話し合いが行われました。熱中症に対する正しい知識と予断や思い込みを廃する体制、そして何より組織としての対応整備などが大切だということが共有できたのではないかと思います。公立・私立や運営形態に関係なく、幼児教育・保育に従事するもの同士、これからも一緒に学べる体制づくりに努めていきたいと考えています。
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