土砂災害に備えて

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ページ番号1002210  更新日 令和5年6月24日 印刷 

市内の土砂災害警戒区域

 市の防災マップなどで川西市内の土砂災害警戒区域を確認し、避難情報が発令されたときは指定の避難所へ避難してください。
 なお、土砂災害警戒区域の最新情報は兵庫県のホームページ兵庫県CGハザードマップで確認できます。

避難情報について

避難情報とは

 人的被害が発生する危険性が高まった場合やすでに被害が発生した場合に、市は3種類の避難情報を発令します。

  • 警戒レベル3 高齢者等避難
  • 警戒レベル4 避難指示
  • 警戒レベル5 緊急安全確保 

 避難情報が発令されたときは、命を守るため避難情報に応じた行動をとってください。
 発令基準や伝達方法については、下記リンク先をご確認ください。

避難情報が発令されたときの行動

 避難するときは、下記のリンク先川西市防災マップ(ハザードマップ)で避難場所を確認のうえ避難してください。

高齢者等避難

  • 今後、避難指示を発令することが予想される状況。
  • 避難に時間がかかる要配慮者が避難行動を起こす段階。

(とるべき行動)

  • 高齢のかた、体の不自由なかた、小さな子どもがいるかたなど避難に時間がかかるかたとその避難を支援するかたは避難行動をとってください。
  • その他のかたについては、避難の準備を整えてください。

避難指示

  • 災害による被害が予想され、人的被害が発生する可能性が高まった状況。
  • 居住者などに対し、避難のため立ち退かせるもの。

(とるべき行動)

  • 速やかに避難場所へ避難してください。
  • 外出することでかえって命に危険が及ぶような状況では、近くの安全な場所への避難や、自宅内のより安全な場所に避難してください。

緊急安全確保

  • すでに災害が発生している状況。

(とるべき行動)

  • すでに安全な避難ができず、命が危険な状態です。
  • 命を守るための最善の行動をとってください。

土砂災害警戒区域等について

土砂災害警戒区域等とは

 土砂災害等から国民の生命及び身体を保護するため、平成13年4月に土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律(通称 土砂災害防止法)が施行されました。
 この法律は、土砂災害のおそれがある区域を明らかにし、警戒避難体制の整備、一定の開発行為の制限などの対策を推進しようとするものです。
 兵庫県が調査を実施し、土砂災害のおそれがある区域等を把握したうえで土砂災害警戒区域及び土砂災害特別警戒区域の指定を行っています。

土砂災害特別警戒区域(通称:レッド区域)

 土砂災害のおそれがある区域で、建築物に損壊が生じ住民等の生命または身体に、著しい危害が生じるおそれがあると認められる区域。

 対策工事により安全性が確保されたと認められる場合等区域指定の事由がなくなったと認められる場合には解除されます。

土砂災害警戒区域(通称:イエロー区域)

 住民等の生命または身体に危害が生じるおそれがあると認められる区域。指定されると市町に避難体制の整備やハザードマップによる周知が義務づけられます。

 イエロー区域は、地形要件上区域指定の事由がなくなったと認められなければ対策工事により安全性が確保されている場合でも想定外の災害に備えるため解除されません。

土砂災害警戒区域の種類

土石流の警戒区域

 細い川から、大量の土砂が水とともに流れ出し、建物や道路を押し流すおそれがある区域を指定しています。 

急傾斜地の崩壊(がけ崩れ)の警戒区域

 雨や地震などの影響によって、斜面が急激に崩れ落ちるおそれがある区域を指定しています。

地すべりの警戒区域

 地下水位の変化や地震等の影響により、斜面の一部が移動するおそれがある区域を指定しています。
 川西市内で地すべりの警戒区域に指定されている区域は現在ありません。

土砂災害の特徴

土砂の移動速度が速いため、被災する割合が大きい
 土砂災害における土砂の移動速度は、土石流では時速20~40キロメートルであり、がけ崩れは基本的に落下現象のため、速度が非常に速くなります。そのため、土塊のもつエネルギーは相当大きく、瞬時に家屋を破壊する力を有しています。
いつどこで発生するかの予測が困難
 行政では、主に地形要因から土砂災害危険箇所を定めていますが、近年の土砂災害は土砂災害危険箇所以外でも発生しており、土砂災害はいつどこで発生するかの予測が困難な災害です。

土砂災害の基礎知識

土砂災害の種類

 土砂災害は梅雨期、台風期等の集中豪雨時や地震にともない発生することが多く、土石流がけ崩れ地すべりの3種類に区分することができます。

 (注)土砂災害には前兆現象があるといわれています。下記の前兆現象をチェックし、あてはまる現象に気がついたときは、すぐに避難するようにしましょう。

土石流

土石流のイラスト
資料提供 NPO法人土砂災害防止広報センター

(現象)
 土石流は、山腹、川底の石や土砂が長雨や集中豪雨などによって一気に下流へ押し流されるものをいいます。その流れの速さは規模によって異なりますが、時速20~40キロメートルという速度で一瞬のうちに人家や畑などを壊滅させます。

(前兆現象)

  1. 急に川の流れがにごり、流木が混じる。
  2. 山鳴りがする。腐った土の臭いがする。
  3. 雨が降り続いているのに、川の水位が下がる。

がけ崩れ

がけ崩れのイラスト
資料提供 NPO法人土砂災害防止広報センター

(現象)
 がけ崩れ(斜面崩壊)とは、地面にしみ込んだ水分が土の抵抗力を弱め、雨や地震などの影響によって急激に斜面が崩れ落ちることをいいます。がけ崩れは突然起きるため、人家の近くで起きると逃げ遅れる人も多く、死者の割合も高くなっています。
 がけ崩れの発生には断層(物理的な影響)や火山活動に伴う科学的作用、風化作用等による斜面構成物質の強度低下、斜面勾配等が大きく関与しています。
 がけ崩れ発生の要因としては山体内に存在する雨水や地震動震動が挙げられます。特に地震動は山腹土塊の破壊をもたらし、崩壊の重要な要因のひとつとなります。

(前兆現象)

  1. がけに割れ目が見える。
  2. がけから水が湧き出る。
  3. がけから小石がパラパラ落ちてくる。木の根の切れる音がなどがする。

地すべり(現在市内では指定箇所はありません)

地すべり
資料提供 NPO法人土砂災害防止広報センター

(現象)
 地すべりは、斜面の一部あるいは全部が地下水の影響と重力によってゆっくりと斜面下方に移動する現象のことをいい、動きの速いがけ崩れ(斜面崩壊)と区別しています。一般的に動きが遅く継続して動くため、地域の社会経済活動への長期的影響が生じることがあります。動く速度にはかなりの幅がありますが、1日で数ミリから数センチといった程度です。また、一般の斜面崩壊はほとんど起こらない10~20度という緩やかな勾配の斜面でも発生します。

(前兆現象)

  1. 沢や井戸の水がにごる。
  2. 斜面から水が噴出する。
  3. 地面やよう壁に、ひび割れができる。家が傾いたりする。

土砂災害に関する気象情報

大雨警報(土砂災害)

 気象庁は平成22年5月28日から、大雨及び洪水警報・注意報等に新たな指標(土壌雨量指数、流域雨量指数)を導入し基準を変更しました。新たな指標の導入により、大雨警報発表時に土砂災害の発生の危険性を確認することができます。発表方法などについては下記リンク先をご確認ください。

土砂災害警戒情報

 大雨による土砂災害発生の危険度が高まったとき、都道府県と気象庁が共同で土砂災害警戒情報を発表します。この情報が発表されたら、危険区域に住むかたは充分に注意してください。
 斜面から離れたところ(反対側の2階等)に移っておく必要もあります。土石流やがけ崩れの前兆現象があれば避難してください。
 土砂災害警戒情報のくわしい内容については下記リンク先をご確認ください。

土砂災害に関するリンク集

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