帯状疱疹について
ページ番号1014501 更新日 令和5年8月17日 印刷
帯状疱疹とは
帯状疱疹は、からだの中に潜んでいた水痘(水ぼうそう)・帯状疱疹ウイルスによって起こります。小児期に水痘にかかり、治った後もからだの神経節に潜んでいたウイルスが、ストレスや心労、加齢などにより免疫力が低下したときに再び活動をはじめ、帯状疱疹として発症します。50歳以上になると発症頻度が高まり、80歳までに3人に1人が帯状疱疹を経験すると推定されています。
症状
はじめはピリピリチクチクした痛みから始まり、5日程で痛みがある部位の皮膚が赤く腫れ、透明な水疱が出現します。水疱は集団となって、神経の通っている部分に、それも身体のどちらかに帯のように現れます。
通常2日から4日間程、新しい水疱が出現し続け、14日程で水疱はかさぶたとなり、乾燥してきます。痛みは水疱が治る頃に軽減してきますが、なかには、治った後も長期間にわたって痛むことがあります。これは「帯状疱疹後神経痛」と呼ばれます。
日常生活の注意点
帯状疱疹は、免疫力の低下によって発症しやすくなります。早寝早起き、バランスのとれた食事や、十分な睡眠をとることなど体調管理につとめることで、免疫力を高めることができ、帯状疱疹はもちろん、様々な病気の予防に非常に有効です。
ワクチン接種
50歳以上のかたは、帯状疱疹の予防のため下表のワクチンを接種することが可能ですが、現在川西市では任意接種(全額自己負担)となっています。ワクチン接種により、発症率が抑えられるだけでなく、重症化を防ぎ、痛みが残りにくくなるなどの効果が期待できます。帯状疱疹ワクチンには2種類あり、効果や接種対象などに違いがあるため、接種を希望する場合には必ず医師にご相談ください。
名称 |
乾燥弱毒性水痘ワクチン 「ビゲン」 |
乾燥組替え帯状疱疹ワクチン 「シングリックス」 |
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予防効果 |
50〜60% |
50歳以上では97.2% 70歳以上では89.8% |
持続時間 | 接種から7年程度 | 接種後4年目まで確認されている |
副反応 |
局所反応(約50%) 全身反応(約4%) |
局所反応(約80%) 全身反応(約60%) |
接種回数 | 1回 | 2回 |
接種料金 | 1回8,000円程度 |
1回20,000円以上、 2回では40,000円以上 |
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このページに関するお問い合わせ
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