新型コロナウイルス感染症の流行を踏まえた心肺蘇生

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ページ番号1011738  更新日 令和2年10月21日 印刷 

新型コロナウイルス感染症の流行を踏まえた心肺停止傷病者への対応について

新型コロナウイルス感染症防止のために心肺蘇生法を実施する際には、以下の点に気を付けてください。

コロナ対策CPR
マスク・手袋(ビニール袋)を着用、傷病者の鼻・口元にタオルをかぶせる、換気する(窓を開ける)
  1. マスクを着用してください。
  2. 手袋などを着用して、倒れている方に直接触れないようにしてください。(ビニール袋でも代用できます。)
  3. 室内などの場合は、換気をしてください。
  4. 密にならないよう、必要最低限の人数で応急手当を実施してください。
  5. 胸骨圧迫を実施する前に、傷病者の鼻と口元にハンカチやタオルなどかぶせて、エアロゾルの飛散を防ぎましょう。
  6. 傷病者を救急隊員に引き継いだ後は、速やかに石鹸と流水で自身の手と顔を十分に洗ってください。
  7. 傷病者の鼻と口元にかぶせたハンカチやタオルなどは、直接触れないようして廃棄するようにしましょう。

感染リスクを下げるための基本的な考え方について

  1. 胸骨圧迫のみの場合を含め、心肺蘇生はエアロゾル(ウイルスなどを含む微粒子が浮遊した空気)を発生させる可能性があるため、新型コロナウイルス感染症が流行している状況においては、全ての心肺停止傷病者に感染症の疑いがあるものとして対応してください。
  2. 反応(意識)や呼吸の確認をする際には、傷病者の顔と救助者の顔が近づきすぎないようにしてください。
  3. 成人に対しては、新型コロナウイルス感染症の流行を踏まえた心肺停止傷病者への対応について人工呼吸を行わずに胸骨圧迫とAEDによる電気ショックを実施してください。また、胸骨圧迫を実施する際には、エアロゾルの飛散を防ぐために傷病者の鼻・口元にハンカチやタオルをかぶせるようにしてください。(マスクや衣類などでも代用できます。)
  4. 乳幼児などの小さなお子さまに対しては、講習を受けて人工呼吸の技術を身につけており、人工呼吸をためらうことなく実施できる場合には、胸骨圧迫に加えて人工呼吸を実施してください。(できるだけ、市販されている感染防止具(人工呼吸用フェイスマスクなど)を活用してください。)

(注)乳幼児などの小さなお子さまの心肺停止は、窒息や溺水などの呼吸障害を原因とすることが多く、人工呼吸の必要性が比較的高くなります。

新型コロナウイルス感染症の流行を踏まえた心肺蘇生法とAEDの取り扱い

 新型コロナウイルス感染症の流行を踏まえた成人に対する心肺蘇生法とAEDの使用方法について説明しています。

1 安全を確認する

 倒れるところを目撃したり、倒れているところを発見した場合には、近寄る前に周囲の安全を確認します。

 次に近寄る前に自身のマスクや手袋(ビニール袋でも代用できます)があれば着用しましょう。また室内の場合は、窓を開けるなどして室内を換気しましょう。

(注)車が通る道路などに人が倒れている場合などは、特に気を付けましょう。

(注)できるだけ密にならないように、必要最低限の人数で応急手当を実施してください

傷病者発見

2 反応(意識)を確認する

 傷病者の顔と救助者の顔が近づきすぎないようにして、「大丈夫ですか?」または「もしもし」と呼びかけながら肩をやさしくたたき、反応を見ます。

 目を開けたり、何らかの返答または目的のあるしぐさがなければ「反応なし」と判断します。

(注)ケイレンのような全身がひきつるような動きは「反応なし」と判断します。

反応の確認

3 助けを呼ぶ・119番通報とAEDの手配

 反応がなければ、周囲に大きな声で「誰か来てください!」と助けを求め、協力者に「あなたは、119番へ通報してください」「あなたは、AEDを持ってきてください」と具体的に依頼します。

(注)協力者がおらず、救助者があなた1人の場合は、まずは自身で119番通報し、すぐ近くにAEDがあることがわかっている場合にはAEDを取りに行ってください。

応援を呼ぶ

4 呼吸の確認

 傷病者の顔にあまり近づかないように10秒以内で傷病者の胸と腹部の上がり下がりを見て、普段通りの呼吸をしているかを確認します。

 胸や腹部の動きがない場合、10秒間確認してもよくわからない場合、しゃくりあげるような不規則な呼吸の場合は、「普段通りの呼吸なし」と判断します。

呼吸の確認

5 胸骨圧迫の継続

 傷病者に普段通りの呼吸が見られない場合、あるいはその判断に自信が持てない場合には、心停止と判断し胸骨圧迫を開始します。まず、胸骨圧迫を実施する前に、エアロゾルの飛散を防ぐために傷病者の鼻と口元にハンカチやタオル(マスクや衣類などでも代用できます)をかぶせた後に、胸骨圧迫を開始します。

 胸骨圧迫の手の位置は、胸の真ん中にある胸骨の下半分のところです。そこに片方の手の付け根を当て、もう一方の手を重ねて、両肘をまっすぐに伸ばし手の付け根の部分に体重をかけ、真上から垂直に胸が約5センチ沈むまでしっかりと圧迫し、1分間に100~120回の速いテンポで押します。

(注)成人に対する人工呼吸は実施しません。

(注)乳幼児などの小さなお子さまに対しては、講習を受けて人工呼吸の技術を身につけており、人工呼吸をためらうことなく実施できる場合には、胸骨圧迫に加えて人工呼吸を実施してください。(できるだけ、市販されている感染防止具(人工呼吸用フェイスマスクなど)を活用してください。)

飛沫防止

胸骨圧迫1

胸骨圧迫2

kyoukotuappaku3

6 AEDの使用

 AEDが到着したらケースを開け、傷病者の近くに置きます。電源ボタンを押し、以降は音声メッセージと点滅するランプに従って操作します。(ふたを開けると自動的に電源が入る機種もあります。)

AED傍ら

7 電極パッドを貼る

 傷病者の衣服を取り除き、胸をはだけます。電極パッドの袋を開封し、電極パッドをシールからはがし、粘着面を傷病者の胸の肌にしっかりと貼り付けます。

(注)貼り付ける位置は、電極パッドに絵で表示しています。

電極パッド貼り付け位置

電極パッド

8 心電図の解析・電気ショック

 電極パッドを貼るとAEDが自動的に心電図を調べます。”体に触れないでください”と音声メッセージが流れるので「みなさん、離れてください!」と周囲の人に注意を促し、傷病者に誰も触れていないことを確認してください。

 AEDが電気ショックが必要と判断すると、”ショックが必要です、充電中です”と音声メッセージが流れ自動的に充電が始まります。充電完了後、”ショックボタンを押してください”と音声メッセージが流れますので、再度傷病者に誰も触れていないことを確認し、「電気ショックをします!みなさん離れて!」と注意を促し、ショックボタン(点滅ボタン)を押します。

 ショック後は、直ちに胸骨圧迫を再開してください。

電気ショック1

電気ショック2

9 AEDの使用と胸骨圧迫の継続

 胸骨圧迫を再開して2分ほど経ったら、再びAEDが自動的に心電図の解析を行います。音声メッセージに従って傷病者から離れます。以後は、心電図の解析・電気ショック、胸骨圧迫の手順を約2分間おきに繰り返します。

心肺蘇生とAED

10 心肺蘇生の実施後

 救急隊の到着後に、傷病者を救急隊員に引き継いだあとは、速やかに石鹸と流水で手と顔を十分に洗いましょう。また傷病者の鼻と口元にかぶせたハンカチやタオルなどは、直接触れないようにして廃棄するようにしましょう。

コロナ手洗い

心肺蘇生

このページに関するお問い合わせ

消防本部 消防課

〒666-0017 川西市火打1丁目15番23号
電話:072-759-9980 ファクス:072-757-3379
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