令和3年4月10日 市長メッセージ「高齢者対象のワクチン接種が始まります」
ページ番号1012683 更新日 令和3年4月10日 印刷
皆さまこんにちは。市長の越田謙治郎です。
いよいよ、川西市でも高齢者対象のワクチン接種が始まります。市としては、年明けにワクチン接種対策本部並びに対策事務局を設置し、医師会や市内医療機関、薬剤師会などと継続的に協議を進めてまいりました。
すでに医師会や市内医療機関、薬剤師会などから全面的な協力を申し出ていただいており、ワクチンが予定通り供給されれば、8月中には接種を希望する市内の高齢者全員に対して、ワクチンを接種することができると考えています。
なお、現在川西市では、70%の高齢者が接種を希望すると想定しておりますが、想定以上の方が接種を希望された場合でも、体制の強化や接種日程の延長を行うなど、希望者全員が接種できるよう責任をもって取り組んでまいります。
- 高齢者のワクチン接種券については、4月26日以降に届きます。
4月23日にワクチン接種券と問診表など必要な書類を発送します。4月26日以降にご自宅に届くとは思いますが、4月中に届かなかった場合は、川西市新型コロナウイルスワクチンコールセンター(0570-022-599)までご連絡下さい。なお、ワクチンの予約ならびに接種の際は、接種券が必要ですので、必ず大切に保管しておいてください。 - 5月上旬より長期療養中ならびに施設入所者に接種します。
5月上旬より、重症化リスクの高い慢性期病院等長期入院の患者や高齢者施設等入所者(約2,700人)に対し接種を開始します。日時等については、市と施設で調整を行うため、予約等は必要ありません。 - 5月31日から総合体育館ならびに市民体育館で集団接種を開始します。
より効率的にワクチン接種を行うため、集団接種を中心に以下の要領で実施します。なお、接種日程や接種会場等においては、ご不便やご不満があるとは思いますが、一日も早く接種を終了させるための方法であるとご理解いただき、ご協力をお願い申し上げます。
会場は「総合体育館」ならびに「市民体育館」の2カ所で実施します。効率的な体制を構築するため、地域を予め6グループに分け、グループごとに接種会場・日時を指定します。5月9日からグループごとに電話予約を開始します。なお、2回目の接種は、1回目に接種した日の3週間後が接種日となります。1回目接種の日と同じ曜日・同じ時間・同じ会場での接種となります。接種日は川西能勢口駅―総合体育館、平野駅―市民体育館において、シャトルバス等の運行を計画しています。 - 個別医療機関でのワクチン接種に向けて調整を行っています。
個別医療機関での接種については、ワクチンの供給量等を勘案し6月以降の実施に向けて調整中です。「かかりつけ医」として通院等をしていただいている診療所などでの接種となります。実施時期、接種可能な医療機関については実施環境が整い次第、皆様にお知らせをいたします。 - 集団接種会場では副反応への対応できる体制を準備します。
ワクチン接種には、一定の割合で副反応が起こります。集団接種会場では、接種後15分から30分程度休息をとっていただき、医療スタッフがすぐに対応できる体制を構築します。一方で、ワクチン接種を受けるのに適当ではない方や注意が必要な方もいらっしゃいます。治療中の方やワクチン接種に不安がある方は、かかりつけ医などへご相談の上、接種についてご判断ください。 - 65歳未満の方への接種は、8月以降に実施します。
65歳未満の方への接種に関しては、高齢者接種のめどがついた段階で改めて決定します。概ね国が示している基礎疾患を有する方や福祉施設などで勤務をされている方を優先的に接種いたします。
(参考)医療従事者へのワクチン接種について
医療従事者へのワクチン接種に関しては、兵庫県の役割とされており、現在各医療機関での接種が行われています。ただ、現在の枠組みでは、診療所などで勤務をされている医療従事者への接種をする場合は、市立川西病院などの病院で接種することとなります。
市としては、医療機関への負担やリスクを低減させるとともに、高齢者への集団接種が本格化する前に、医療従事者への接種を終了させることが望ましいと考え、川西市の独自で医療従事者対象に対しても集団接種を実施します。接種日等については、市と各医療機関などで調整をいたします。このことにより5月末までに市内の医療従事者への接種は終了する見込みです。