一庫炭(菊炭)

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ページ番号1003091  更新日 令和2年2月17日 印刷 

炭焼きの様子

 一庫炭は、川西市の特産品の一つです。市最北部に位置する黒川地区は、炭の原材料となる良質のクヌギが入手しやすいことから、室町時代頃から炭焼きが行われるようになりました。
 室町時代ごろから盛んに行われるようになった炭焼き。しかし、昭和30年代以降、電気やガスが普及し、次第に衰退しました。さらに山間部の宅地開発などに伴い、原材料も入手しにくくなり、最盛期には約40軒あった炭焼き農家のうち、今では1軒の農家が伝統技術を守り続けています。
 一庫炭は樹齢8年から10年のクヌギやカシの若木を焼き、焼き上がった炭の断面が菊割れ(菊の花びらのように見える)することから「菊炭」と呼称され、集積地が大阪府池田市にあったため「池田炭」とも呼ばれています。
 火付きと火持ちがよく、また立ち消えしにくい、煙が立たず静かに燃えるのが特徴。茶席などの高級炭として重用され、京阪神の問屋を通じて全国に出荷されています。

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