オープン講座
平成23年度は、6月に脳科学講座「脳と神経のしくみ」、7月に都市災害講座「巨大災害に備える」、10月に韓国講座「食からみた韓国文化-日本との比較で-」を実施します。募集などは、一月前の広報かわにしにてお知らせします。
脳科学講座「脳と神経のしくみ」
脳は「内なる秘境」といわれます。心臓や肝臓のしくみはよくわかっているけれど、脳のしくみはまだわかっていない、という意味です。でも、全然わかっていないわけではありません。最近10-20年間の脳科学の進展には、めざましいものがあります。少なくとも、なぜボールが見えるのか(感覚)、なぜバットに当てられるのか(運動)、なぜホームランを打つと気持ちがいいのか(情動)までは、かなりのことが明らかになっています。この講義では、脳のはたらきとして「記憶」を例にとり、脳はどこまではわかっていて、どこから先はまだわかっていないかを解説します。
なお、平成19-20年度に同講師が行った生物・生命学科の講義と、内容の一部が重複しますので、その旨ご承知おき願います。時間は午後2時から3時30分まで
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内 容
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実 施 日
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講 師
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1
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【神経のしくみ】
脳も、心臓や肝臓と同じく、細胞でできています。神経細胞(とグリア細胞)です。しかし、神経細胞には心臓や肝臓の細胞とは違った特別な性質があります。神経細胞の特性、たとえば興奮性、分泌能、特異な形態、非増殖性などを、情報の伝達と処理という目的に向けての特殊化、という観点から解説します。
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6月3日(金)
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大阪大学大学院生命機能研究科教授の小倉明彦さん
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2
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【脳のしくみ】
脳は、ただ神経細胞が詰め込まれた袋、というわけではありません。神経細胞は互いに接合し(その接合点をシナプスといいます)、ネットワークを作って情報処理の仕事をしています。その仕事の手順を、視覚を例にして説明します。眼の網膜に映った映像は、神経ネットワークを介して、形・色・動き・自分からの距離などの分析が行われ、「これは何だ」という認識が成立します。
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6月10日(金)
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3
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【記憶のしくみ】
シナプス結合は、一定不変ではありません。状況に応じて、あるいは経験に応じて変化します。この変化する性質を「シナプス可塑性」と呼びます。シナプス可塑性が記憶の細胞レベルでの本質であることは、1950年代に提唱されましたが、長い間実証されませんでした。しかし、1970年代、軟体動物と哺乳類でその実例が発見され、それ以来多くの研究者がそのしくみの解明に取り組んだ結果、1990年代半ばまでにほぼ解明されました。いまや記憶力の悪いネズミもよいネズミも人工的に作り出せます。
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6月17日(金)
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4
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【今後解明すべきこと】
では、記憶のしくみはもう解明された、といえるでしょうか。実はそうはいえません。解明されたのは短期記憶のしくみで、私たちが日常用語で「記憶」といって思い浮かべるような長期記憶のしくみは、今やっと解明へ向けての端緒が開かれたばかりです。記憶機構の病気といえるアルツハイマー病、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の治療戦略とあわせ、記憶機構研究の現在を紹介します。
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6月24日(金)
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申込は往復ハガキにて。5月1日(日曜日)から5月10日(火曜日)必着まで
都市災害講座「巨大災害に備える」
21世紀に入って、災害の巨大化や多様化が急速に進展しています。巨大災害の時代を迎えている、と言って過言ではありません。こうした時期にあって、災害が起きる前に、しっかりと事前の備えをして、被害軽減をはかる必要があります。そこで、本講座では、21世紀の災害の危険性を確認するとともに、災害に備えるための危機管理や、「減災」といった概念に触れつつ、具体的な被害軽減対策のあり方について、触れることとします。
時間は午後2時から3時30分まで
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内 容
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実施日
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講 師
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1
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【21世紀の災害の動向】
地震などの自然災害だけでなく、危険物災害などの人為災害の危険性について、その動向を考察する中から明らかにします。
具体的には、地震、豪雨、火災、危険物事故、群衆事故、犯罪などを取りあげます。
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7月5日(火曜日)
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関西学院大学総合政策学部教授の室崎益輝さん
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2
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【防災の新しい考え方】
阪神・淡路大震災後に定着化した、「安全・安心」、「危機管理」、「減災」、「自助・公助・共助」といった考え方を説明するとともに、その新しい考え方で、防災はいかに変わるか、変わるべきかを論じます。とりわけ、「減災」については、対策の足し算という考え方からの、総合的な対策の全体像を示します。
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7月12日(火曜日)
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3
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【巨大地震対策の具体化】
具体的に地震対策について、どうすれば被害を軽減できるかを、阪神・淡路大震災の教訓や、被害想定の結果等を参考にしながら、検討します。特に、建物の耐震補強や、家具の転倒防止、地震火災の出火と延焼防止について、詳しく述べます。
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7月19日(火曜日)
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4
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【地域や家庭での備え】
巨大で多様な災害に備えるために、地域や家庭でどのような取り組みをすればよいか、を検討します。具体的には、自主防災組織のあり方、要援護者対策のあり方、地域での防災教育のあり方、家庭内での事前の防備や、備蓄のあり方などについて、考えます。
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7月26日(火曜日)
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申込は往復ハガキにて。6月1日(水曜日)から6月10日(金曜日)必着まで
韓国講座「食からみた韓国文化-日本との比較で-」
TVドラマや歌などの「韓流」ブームによって、韓国文化への関心が高まっています。でも、それ以前から日本と韓国の間には深い関係がありました。本講座では「食」を通して韓国の社会や文化をみながら、あらためて日本との関係についても考えてみたいと思います。
時間は午後2時から3時30分まで
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内 容
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実施日
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講 師
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1
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【匙は箸ほどにものを言い】
ご飯と汁と漬け物、韓国の食事の基本は日本と同じです。でも、食べ方がちがいます。その違いの基本は、日本では箸で食べるのに対し、韓国では匙と箸を使って食べるところにあります。日本人の食事のあり方と比較しながら、「韓国人の食事文化」について考えてみましょう。
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10月7日(金曜日)
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国立民族学博物館
文化資源研究センター教授の朝倉敏夫さん
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2
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【焼肉とプルコギはどうちがう】
日本の焼肉は在日韓国・朝鮮人が生み出し、日本社会が育てたもので、韓国の焼肉(プルコギ)とはちがいます。日本と韓国の焼肉の歴史をふりかえるとともに、「食の文化変容」について考えてみましょう。
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10月21日(金曜日)
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3
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【キムチの気持ち】
キムチは韓国を代表する食べ物です。キムチを通して、韓国の地理・歴史を見てみましょう。また、キムチは韓国文化の代表として世界に発信されています。キムチを通して、「食のグローバリゼーション」について考えてみましょう。
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10月28日(金曜日)
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申込は往復ハガキにて。9月1日(木曜日)から9月10日(土曜日)必着まで
このページに関するお問い合わせ
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