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平成19年5月10日号

更新日 平成25年7月4日ID番号 K1551印刷

コラム 頭の中のブレーキ 「いつでも休めるよ」

 明石家さんまのお嬢さんの名前は「イマル」ちゃん。名前の由来が「生きてるだけで丸もうけ」と知った時は、びっくり仰天した。凄い名前だと思った。なんと人を力づける名前だろう、とも思った。
 ほとんどの親は、子どもが産まれた瞬間、その幼い人の圧倒的な輝きに照らされる。赤ちゃんの存在だけでありがたいと心から思う。しかし、やがて子どもが大きくなるにつれ、限りない願いを子どものしつけや教育に向けてしまう。あるいは、「この子のため」、「せめて人並みに」という思いから、子どもへの権力を発揮してしまう。
 子どもはといえば、健気に親の願いに沿おうと努力する。ひたすらがんばる。だって、大好きなおかあさん、おとうさんは、自分ががんばると喜んでくれるんだもん。親と子、互いのバランスが保てている間はそれでノープロブレム。けれど、いったんバランスを崩すと、ちょっとやっかいになる。
 人はとんでもなく頑張り過ぎたとき、ありがたいことに身体症状が出る。体がだるくなったり、やる気が出なくなったりする。これは、大切な体を守る機能だ。体を休めなくちゃいけない。ただ、知っておかないといけないことは、何もやる気がでないときほど、24時間いろいろなことを思い煩って頭の中は休まずにがんばっているのだ。
 頭の中にブレーキをかけなければ楽にならない。でも、これがまた難しかったりもする。
 オンブズに相談にきてくださる親御さんへ、私たちが提供する内容に、親子関係の「ブレーキのかけ方」がある。どんなときは加速しすぎちゃいけないと、教習所の先生みたいに具体的な話をする。それらの背景にあるのは、「いつでも休んだらいいよ」というブレーキを頭の中にもって、子どもと暮らしてほしいという願いだ。そして、そういうときはたいてい、その親御さんにも休んでほしいと思う状況がある。
 実はそれは、私たちに向けられている言葉でもある。しゃかりきになっている大人たちはもれなく、自分で自分を追い詰めている。がんばり続けている。「いつでも休める」ということに、気がつかなくなってしまっている。
 私たちオンブズスタッフは、「生きてるだけで丸もうけ」ということを、互いに思い起こし合う、そういう仕事をしているのかなぁと思う。頑張りすぎたら、「いつでも休めるね」と自分たちも忘れないようにして、たおやかな事務局でいたいと思う。

(オンブズパーソン:桜井智恵子)


「子どもの権利条約フォーラム2007」のお知らせ

 子どもの権利条約フォーラムは、子どもの権利条約を普及、実施していくことに関心を寄せる人々の意見交換、出会い、交流の場として、1993(平成5)年から毎年、NGO・市民団体などがつくる実行委員会の主催で、自治体や関係諸団体などの協力や応援を受けて、全国各地で開催されています。川西市も2003(平成15)年にこのフォーラムを開催しました。今年は、11月17日から18日長野県諏訪市で開催されます。詳細がわかりましたら、またお知らせいたします。


新しい体制で新たなスタート!

 2007(平成19)年4月からオンブズパーソンと相談員が一部入れ替わりました。

代表オンブズパーソン 羽下大信 甲南大学教授
代表代行オンブズパーソン 桜井智恵子 大阪大谷大学教授 
オンブズパーソン 泉薫 弁護士(新任)

チーフ相談員 森澤範子
相談員 太田朋恵
相談員 杉下淳哉
相談員 渡邊純子(新任)


このページに関するお問い合わせ

子どもの人権オンブズパーソン事務局
〒666-8501 川西市中央町12番1号 市役所3階
電話:072-740-1235 ファクス:072-740-1233
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。



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