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平成18年12月7日号

更新日 平成25年7月4日ID番号 K1554印刷

コラム「『いじめ』について思うこと」

 先日、教育再生会議が「いじめ」に対する緊急提言を出しました。その中で、「いじめを見て見ぬふりをする者もいじめの加害者として徹底して指導する」ということが述べられていました。
 でも、それってちょっと違うんじゃないのというのが感想です。
 わたしが小学校の高学年の頃だったと思いますが、クラスのある男の子A君が同じクラスの女の子Bさんのことが好きだという話が出て、クラスの何人かがそれを休み時間に囃し立てました。実は、その話自体は作り話で、どうもからかい半分でそのようなでたらめな噂を流したみたいです。Bさんは、泣き出してしまい、A君は教室にいたたまれなくなって、出て行きました。これって、A君やBさんにとっては「いじめ」だと思うのですが、周りに何十人ものクラスメートが見ていて、これをいじめだと分かった人は何人いたかなと思います。私自身、当時「いじめ」だという感覚はなかったと思います。
 つまり、まず、「いじめ」ってどういうことかということを十分に子どもたちに認識させないといけないということです。次に、それがいじめだと認識できたとしても、「それを見て見ぬふりをした」から加害者だというのは、「加害者」ということで、指導したり、懲戒処分をするぞと脅かして、周りで見ている子どもたちに「いじめ」を止めさせようということだと思います。でも、「いじめ」を周りの子どもたちが止めるのは、「いじめを受けた子がかわいそうだ、何とか助けなければならい」という気持ち、いわば正義感や勇気だと思うのです。そのような気持ちを子どもたちに抱かせるのが「いじめ」をなくすための王道だと私は思っています。

(オンブズパーソン:池谷博行)


「ユニセフの研究機関のトロンド・ヴォーゲ上級研究員が視察」

 子どもの権利条約の普及、子どものいじめや虐待等の防止策の研究や世界の子どもの状況把握などをしているユニセフの研究機関であるイノチェンティ研究所の上級研究員、トロンド・ヴォーゲさんが12月5日・6日に川西市を訪れました。
 この視察の目的は、川西市の子どもの人権オンブズパーソンを研究するとともに、教育現場などの実態把握することです。
 初日は、明峰小学校と多田中学校を訪問し、授業や部活動を見学。コンピューター学習室で生徒と交流したり、委員会活動では教壇に立って、直接生徒へ「校則」や「いじめ」について質問を行いました。ヴォーゲさんは、子どもたちの元気で笑顔が多いことに感心されておられました。


ユニセフの研究員トロンド・ヴォーゲさん

 2日目は、市役所でオンブズパーソンとの意見交換を行い、子どもの権利条約という共通の基盤を構築していくこと、子どもにやさしいまちづくりの視点で考えていくことの大切さを話されました。また、地方自治体レベ ルで、個別具体の案件に焦点をあてて救済していきながら、そこから見えてくる課題に対して提言をするといった「川西型子どもオンブズ」制度を高く評価していただきました。
 また、市長・教育長とも会談し、「ユニセフとしても、すばらしい川西の子どもオンブズ制度を国際社会でも広く紹介していきたいし、応援している。今後も発展的な取り組みを期待している」と述べられました。


このページに関するお問い合わせ

子どもの人権オンブズパーソン事務局
〒666-8501 川西市中央町12番1号 市役所3階
電話:072-740-1235 ファクス:072-740-1233
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