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平成18年10月1日号

更新日 平成20年4月6日ID番号 K1654印刷

コラム「おばあちゃん」

 僕には、「おばあちゃん」が3人いる。父方の祖母、母方の祖母。そしてもう1人。
 その"おばあちゃん"との出会いは、学生時代。僕は、家賃がとても安いという理由から一軒家を借りて下宿していた。その下宿先はちょっと変わっていて、大家であるおばあちゃんが、その家(僕の下宿先)の一室で編み物教室を開いているというものだった。おばあちゃんは、早朝に自宅(別にある)を出て、その教室に来ては夜まで過ごし、20時ごろに自宅に帰るという生活をしていた。そのため、僕は、日中のほとんどの時間をおばあちゃんと一緒に過ごした。不摂生な生活をする僕のために、おばあちゃんはよくお世話をしてくれた。朝ごはんを作ってくれたり、風邪で寝込んだときはお粥を作って、氷のうを用意してくれた。逆に、おばあちゃんが何か困ったときには、僕がいろいろとお手伝いをした。そして、僕とおばあちゃんはたくさんの話をした。仕事の話や趣味の話、戦争の話や幼少期の話、そして家族の話など、ときにはおばあちゃんの友達や僕の友達を交えて、わいわいと話をした。ある日、おばあちゃんに聞いたことがある。家族と一緒に過ごさなくて家族は何も言わないのか、と。おばあちゃんは、「あんたと一緒にいる時間があるから、家族がうまくいくんや。」と言って笑った。
 おばあちゃんは、他の誰かに話をすることが、家族が仲良く過ごす秘訣なんだ、とよく言っていた。いろんな悩みを家族だけで解決することはとても難しい。だから、家族ではない僕に話をするんだ。話をすると、家族に対する気持ちがやさしくなれるんだ、と言っては笑い、いたずらな顔を僕に見せては笑っていた。
 家族って、生まれたときからあるものだけど、どこか難しい。一番知って欲しい人たちなのに、言いたいことが言えなかったり、あえて言わなかったり。それで、どこかすれ違いになってしまったり、ギスギスした雰囲気になってしまったり…。家族にも話ができないとき、みんなはどうしているのだろうか。友達に言ったり、先生に言ったり、パソコンのインターネットに書き込んだりしているのだろうか。もしかしたら、オンブズに話をしてくれたことのある子もいるかも知れない。オンブズに話をするのは、少し勇気のいることかも知れない。それでも、オンブズに電話をかけてくれたり、来てくれたときは、みんなが少しでも元気になれるよう、そのことで家族みんなが元気になれるように、沢山の話を聞かせて欲しいと思う。

(相談員:杉下淳哉)


「子どもの権利って何だろう」

 川西市子どもの人権オンブズパーソンは、「子どもの権利条約」の普及に努めるとともに、具体的に子どもの人権の擁護・救済のために、子どもに寄り添い、子どもの立場になって子どもを代弁する公的第三者機関として、相談活動や調査活動などを行っています。その「子どもの権利条約」では、大きくいって4つの子どもの権利を守ることを定めています。


1 生きる権利

  •  防げる病気などで命を奪われないこと
  • 病気やけがをしたら治療を受けられることなど

2 育つ権利

  • 教育を受け、休んだり遊んだりできること
  • 考えや信じることの自由が守られ、自分らしく育つことができること

3 守られる権利

  • あらゆる虐待や搾取などから守られること

4 参加する権利

  • 意見を自由に表明したり、集まってグループを作ったり、自由な活動を行ったりできることなど

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