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平成22年8月1日号

更新日 平成25年7月4日ID番号 K9125印刷

コラム「第一歩」

People come into your life for a reason, a season, or a life time.  
   一時の親交もあれば、生涯の親交もありますが、どの出会いもそれぞれに意味があり、必然なのです。あなたとの出会いが、どの理由でのものであったとしても、私の人生の一部になって下さったことに感謝します。(作者不詳) 

   昨夏より子どもの人権オンブズパーソンの相談員をさせて頂くことになり、今年で2年目を迎えました。この1年、ここでたくさんの素敵な、また心揺さぶられる出会いをさせて頂きました。一つ一つの出会いから色々なことを学び、また子どもや、相談して下さった方が元気になっていく姿に、たくさんの勇気を頂いております。 
   私の初めて主担当で受けもったケース、Aちゃんとの出会い。彼女から本当にたくさんのことを学び、考えさせられ、また元気をもらった、とても大切な出会い―Aちゃんとの出会いに感謝しています。 
   Aちゃんからの相談は、「学校に行きづらい」というものでした。Aちゃんの両親は、友だちとの関わりを通して色々な経験をしてほしいと願い、学校に行かないことを心配していました。 
   当初Aちゃんは、外に出て行くことよりも、家にいたいと言いました。外に出ることにハードルがあった彼女とオンブズくらぶでの面談を重ね、外へ出ようと誘い続けました。もっと周りには色々楽しい事や、興味をそそられることがあるし、人とぶつかったり嫌な気持ちになることがあっても、まわりの人とどう折り合いをつけていくか、どう展開していくか、そこがワクワクするところ。でも、彼女にとっては外の世界はどこか安心出来ず、また、何でも完璧にやらなければという思いが自分を縛っている様にも見えました。彼女と一緒に、安心して過ごせる地域での居場所探しをする中で、地域の子どもの居場所グループとの嬉しい出会いもありました。ただ、地域での子どもの居場所が少ないという現実に直面し、もっとあれば…と切なくなることもありました。どうしたら、彼女自身が外の世界とのつながりをもってくれるだろう、そう戸惑い、悩みながらのAちゃんとのお付き合いでした。 
   面談を重ねる内に、両親の思いも、まずはAちゃんのペースでゆっくり待ってみようという緩やかなものに変わっていきました。まわりの温かく緩やかな眼差しの中、Aちゃん自身も色んな出会いを重ね、外への興味や好奇心が旺盛になっていきました。以前は「別に…」「やっぱやめとく」が口癖だったAちゃんは、「こんな楽しいことがあった」「こんなことをしてみたい」とたくさん話してくれる様になりました。家でのんびりしているより、外に出てみるのも楽しいと感じる様になっていったAちゃんは、新しい居場所を見つけ、オンブズの相談を卒業していきました。新しい居場所で今度は自分で色んな出会いや経験をして、また私がAちゃんからもらった様に、出会った人に元気を与えているのではないでしょうか。
                           (相談員 村上 裕子)


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