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平成22年4月15日号

更新日 平成25年7月4日ID番号 K8545印刷

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   毎年、18才になったばかりの大学生に手書きの文を書いてもらっている。彼らもまた、小学校に入る前から、日本語の文を書く練習を、営々と重ねてきた。今の僕は、特別支援に絡んでしばしば小学校の教室に入れてもらうことがあり、その際に、この「営々」を実感する。
 今の彼らの場合、こうした練習に、途中からケイタイ・メール、さらにはパソコン画面で文を書き、読むことが付け加わる。この、手書きの文、ケイタイ・メール、パソコン上の文は、どうも文表現のレベルが違うようだ。それぞれの文の目的の違いからくるもの、とだけはいえない気がする。僕の理解では、ケイタイはツールとしてもリアルタイムのやりとりに向いているし、そこで書かれる文は、とくに短文では、言い切りになる。「了解」とか、「行く」とか。これは、ある素っ気なさを生み、そうした文になってしまった普通以上の気持ちを、受け手に推測させることになる。したがって、多くの方はそうならないように気をつけているようだ。一方、ケイタイに悪口などを激しく書き込み始めると、大抵の場合、止められなくなり、書き手にも受け手にも、破壊力大、である。多くの人にバラまかれると、取り返しのつかない事態になる。
 一方、パソコン上の文。パソコンは公共・共通のツール、他の人もそれを見るという意識が働くからだろうか、整えられ明瞭、という点が特長ではないか。ただ、これは僕だけの印象かもしれないが、文がなんだか「ツルッ」となっていて、面白みが欠落するような。これは、自分が作った文をプリントアウトしてみると、「アレッ」となったり、「あ、これはダメだわ」となるところからの推測である。18才では、まだ書いた分量が少なく、一段と「ツルッ」なのかも。
 ついで、手書きの文。他の誰とも違うその人の字、という手がかりもあるのだろうが、個人の情緒や気持ちのかげりがしばしば含まれ、読みごたえがある。そこが特長だろう。これは文がうまいとか、論旨が明快かどうかにはあまり関係ないようだ。小学校 3年生の文でも、面白みは十分あるから。
 こうした 3つの文を、彼ら18才は、既にそれぞれに区分しつつ、使い分けているのだろう。彼らは、文を書くための複数のツールを、早くから持っている。手段や道具が多いほど、それぞれを操る練習が増える。ある18才に、僕が思わず「大変だろうね」と言ったら、「そう、心配しないで下さい。なんとかやってますから」と、軽くイナなされた。
                                                               オンブズパーソン代表  羽下 大信


調査相談専門員がかわりました

はじめまして新林です。

 2010年4月1日付で、相談員の太田朋恵にかわり、新林智子が採用されました。新たな体制でオンブズパーソンをアシストしていきますのでよろしくお願いします。
チーフ相談員 森澤範子(もりさわのりこ)
       相談員  渡邊充佳(わたなべみつよし) 
       相談員 村上裕子(むらかみゆうこ)
  新任相談員 新林智子(にいばやしともこ)


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