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平成22年3月15日号

更新日 平成25年7月4日ID番号 K8387印刷

市職員向けの人権講演会でオンブズパーソンが講演

   2010(平成22)年2月18日の職員人権問題講演会(後期)で、桜井智恵子オンブズパーソンが「日本の子どもが置かれている現状-イタリアの子どもサミットを手がかりに-」と題して講演を行いました。当日はさまざまな部局から約40名の参加があり、盛況でした。 
   2009年6月の「子どもオンブズ8サミット」では、各国の子どもオンブズから、日本の子どもの自己肯定感がOECD諸国の中で突出して低いという調査結果に驚きの声があがったといいます。なぜ日本の子どもの自己肯定感は低いのか。その背景には、子どもも親も追い詰められ、一つの道から外れてしまうと生きていけないのではないかという不安を抱えさせられてしまっている構造があることが説明されました。 
   厳しい経済情勢の中で、家庭も学校も余裕がなく、不安に苛まれている。不安だからこそ、学力・規範の向上に躍起になる。そのことが子どもにとっては抑圧となり、被害者意識や攻撃的感情を強めた子どもが「問題」を起こすと、さらに学力・規範を向上させようという圧力が強まる。この循環から抜け出すには、高卒就職の充実など制度面での対策はもちろん、一人でなんでもできることを目指すのではなく、「成熟した依存」(自分ができないことは人に助けてもらう)ができることを大切にして、人と人とが支え合っていくことが必要であると示されました。
   参加された市職員の方々のからは「子どもの問題というより、社会の多くの問題の影響を子どもも受けているのだと思った」「しんどい時には『助けて』と言っていい…心がホッとした」「頑張りすぎない事は、自分自身の問題にも通じると思った」「余裕がない雰囲気を職場で感じている人も多いと思う」など、おとなである自分自身の暮らし方、働き方にひきつけての感想が多く寄せられました。また、「わからなくなったら、市役所3階のオンブズ事務局に行ってみようと思った」という感想もあり、オンブズパーソンを少しでも身近な存在として感じていただけたことを嬉しく思いました。
オンブズパーソンの日々の活動は、すべての市民、市職員の方々のご理解・ご協力に支えられています。子どもの人権は、おとなの人権が日々の暮らしや働き方の中で十分尊重されているかどうかに実は大きくかかわっています。そのような問題の構図を市職員の方々と共有する機会をいただけたことは、今後のオンブズパーソンの活動にとって大きな力になると考えています。                                                                     (相談員 渡邊 充佳)



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