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平成21年11月15日号

更新日 平成25年7月5日ID番号 K7985印刷

コラム 「友だち」について悩む子どもたち

 子どもたちが「学校に行くのがしんどいな」と感じるとき、友だちとの関係でしんどくなっていることが多い。

 「仲良しグループのみんながよそよそしくなっている気がする。クラス内はすでにグループができているから、どこにも入れない。たまに話しかけてくれる子はいるけれどね学校に行くのがしんどい。」 「昨日、友だちから自分の悪いところをいくつも指摘された。その子から思われているということは、他の友だちからもそう思われている気がして、友だちに会うのが怖い。」など。

 「最近の子どもたちの人間関係は複雑だ」と言うけれど、今も昔もそんなに大きくは変わらない。今も昔も人間関係は複雑で、友だちと一緒にいるのは楽しいけれど、息苦しいときだってある。 どんなに仲良くしていても、同じ時間を過ごせば、傷つけたり傷ついたり、喧嘩をするのは当たり前。しんどくなったり、孤独を感じたり、誰でもそういうことを繰り返しながら自分と相手との距離を測って人間関係を学んでいくのだと私は思っている。

 今の子どもたちのしんどさは、不安が膨らんだときに、立ち止まってゆっくり自分の気持ちと向き合う時間が持てなかったり、言葉ではうまく伝えられない不安にじっくり付き合ってくれる人が周りにいないことではないだろうか。だからギリギリまで自分の不安や孤独に気づかないふりをして、がんばっている子どもたちが多い。そうして疲れ果てた子どもたちと私達は出会う。 私達は、疲れた子どもたちに解決方法をあてがったり、問題解決を急いだりしない。なぜなら、支えてくれる人が周りにいれば、子どもたちは必ず自分の解決方法を自分で考える力を持っているからだ。私達はその力が回復するまで見守り、子ども自身が立ち止まってゆっくり考えた解決方法をサポートしている。

 子どもたちの考える解決方法は一人ひとり違う。それは人間関係の修復の仕方もみんなそれぞれ違うということ。考えた方法を実行しても思っていた通りの反応が相手から返ってこないことだってある。そんなときでも、周りのサポートがあれば子どもたちは案外それを受け入れるたくましさを持っている。 子どもたちは立ち止まって考える時間を通して、自分にとっての本当の友だちとは?と自分に問いかけているのだろう。言いたいことを言い合える関係、自分の嫌な部分もさらけ出せる関係、いろいろある。何ができたら本当の友だちかって難しい。本当の友だちの定義は人によって違っていいと思う。 その子たちなりの本当の友だちの答えが見つけられるように、周りのおとなのひとりとしてこれからも見守りたい。

                                                                                     相談員 太田 朋恵


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