グループ名:みんなのくらしを守り隊
- 桜が丘小6年 米谷太希(マイタニタイキ)
- 川西北小6年 田中秀明(タナカ ヒデアキ)
- 川西養護高等部3年 大平勝(オオヒラマサル)
- 川西養護高等部3年 加藤大貴(カトウダイキ)
- 川西養護高等部1年 谷口康博(タニグチヤスヒロ)
- 障害を持つ方やお年寄りのための信号を
- 車椅子の方やお年寄りが歩きやすい歩道を
- 異年齢交流のためのイベントを(お年寄りと子どもなど)
- 養護学校生徒の進路についての課題を解決してほしい
質問
私たちみんなのくらしを守り隊では私たちの安全や福祉についてご質問させていただきます。
税金にはたくさんの種類がありますが、バイクや軽自動車に乗っている人たちは、軽自動車税を川西市に納めています。私は軽自動車税が何に使われているか知りたいです。もし、使い道が無くあまっているのであれば障害のある方やお年寄りの方のために使ってほしいです。私が見る限り、自動車がたくさん止まっていて通りにくい歩道や横断歩道で青信号が短く最後まで渡れていないお年寄りの方を見ることがあります。そこで横断歩道ではボタンを押すと青信号が長くなるスイッチを取り付けるなど対策を考えてもらいたいのです。私は川西市をお年寄りや障害のある方が住みやすい環境にしてほしいと思います。私たちにもできることがあれば協力したいと思います。
次に川西能勢口から協立病院までの歩道について意見を述べます。歩道ががたがたしていたり、斜めになっていたりして、杖で歩いている人や車椅子の人が行き来するのにとても危険です。そして僕のおばあちゃんが車椅子なので歩道が車道の方に傾いているから一人で行くとなると車道の方に行ってしまい、大怪我をするかもしれません。そこで、歩道を整備して、誰もが安心して歩けるようにしてほしいと思います。
現在川西市には16万人の方が毎日過ごしていますが、子どもからお年寄りまで楽しく遊べて楽しく学べ、楽しく過ごせるように、みんなが交流できたらいいなと思います。例えばお年寄りの方が僕たちの遊びやスポーツのサッカーやドッチボールをするのは無理なので、お年寄りの方が日ごろからやっているゲートボールなどのスポーツを子どもたちが学んだり、ゲートボール大会などと名前を付けて川西市全体が参加できるような行事を行なってはどうでしょうか。子どもとお年寄りがもっと深く身近な関係になればいいと思います。
僕たちは川西養護学校の卒業後の進路の課題についておたずねします。
先ず最初に僕は来年の春卒業するのですが、身体に重い障害を持っているため、現在の川西作業所で働くのも負担が大きく難しいのです。身体に負担が少ない形で仕事が続けられ生き生きと生活ができる職場を作っていただけませんか。
次に僕は学校を卒業後も勉強を続けたいと思っています。そこで川西養護学校を卒業後も大学を作ってもらえませんか。僕たちは川西養護学校が大好きです。これからも川西養護学校で学べるようにお願いします。
最後に僕は卒業後公務員になりたいと思っています。ただ、これまでの障害者採用枠の実績を見ると大変厳しい現実があることが分かりました。それでもあきらめずにチャレンジしようと思います。障害をもっている人もいろいろな分野で働きたいのです。この思いは障害を持っている他の人たちも同じ思いです。人は生きていくために働くと思います。ぜひ、公務員の障害者採用枠を増やしたり、職域を広げたりしてほしいと思います。働く場が広がり、障害のある人もない人も生き生きと生活できるそんな住みよい川西市にしてほしいと思います。よろしくお願いします。
答弁:市長
それでは「みんなの暮らしを守り隊」のみなさんにお答えをさせていただきたいと思います。最初のお二人の議員の皆さんは本当に優しい心の持ち主で、ご提案をいただきましてうれしく思いました。先ほどの他のグループの中にもありましたけれども、バリアフリーを中心とした人に優しいまちづくりをいかに進めていくかということで、今まで進めてきているわけでございますが、市民の皆さんが単に法律で、条例でというわけではなく、マナーをしっかり守っていただければ、解決していくんではないかと思います。私たちとしましても、様々な施設等の充実に向けまして障害を持つ方々やお年寄りの皆さんのために信号をつけたり、歩道をつけたり、努力していきたいと考えております。
また、あとの3人の養護学校の皆さんには様々なハンディキャップを乗り越えながらしっかりとしたご意見、ご質問をしていただきました。ありがとうございました。法律では障害者の雇用につきまして、義務付けられてはいます。しかし、なかなか民間企業のほうでは守っていただけないということで、私たちとしましても進路の保障についてがんばっていきたいと考えています。その前段といたしまして「私たちは川西養護学校が大好きです」という言葉もございました。私も川養祭は何度も行かせていただいていますが、校長先生をはじめ、教職員の皆さん、保護者の皆さん、交流校の皆さんが一生懸命がんばっておられました。本当に私としてもうれしく思います。ただ、養護学校は高等部が終わりまして、今度は大学というお話がございましたけれども専攻科ということになるわけですけれども、いつまでも養護学校がいいからと言って生涯を通して養護学校というわけにはいきません。一定の期間が来れば卒業されるわけです。卒業したあと希望した進路にいかについていただくかが今問われているわけでございますが、私たちとしましても努力していきたいと考えています。特に最近は景気が悪くてよく言われていますが有効求人倍率というのがございますが、それは仕事を求めている人に対してどれだけ仕事があるかということです。本当は3倍ぐらいでないとうまくいかないと言われていますが、現在は1.0で仕事を求める人と仕事の数がイコールぐらいということでそうなるとなかなか自分の希望に合った職業につけないということになります。そういう意味で障害者の雇用については法律で約2%を義務付けられているわけでございまして、民間の企業はなかなかそれに応じてくれない、私たちとしても作業所とか、小規模作業所などの公的な施設で働いていただきたいと思います。先ほど公務員になりたいという意見がございました。川西市としましても2%つまり50人に一人は障害を持った方が働いておりまして、皆さんの先輩ですが本当に一生懸命がんばっていまして、私たちとしてもできるだけ多く採用していきたいと考えています。今年の4月から図書館の方でも障害者の方2人に働いていただいていますができるだけ職場を増やすように努めて行きたいと考えています。今公務員を目指してがんばっておられると言うことですのでがんばってチャレンジしていただいてぜひとも希望する仕事についていただきたいと大いに期待しております。
答弁:土木部長
私からは、ご質問の1番目「障害を持つ方やお年寄りのための信号を」と2番目「車椅子の方やお年寄りが歩きやすい歩道を」についてお答え申し上げます。まず、「障害を持つ方やお年寄りのための信号を」についてですが、横断歩道の信号の時間は、車や人の通行の数、道路の幅、道路形態などによって決められています。しかし、横断歩道の信号機の青の時間は、人により歩ける早さが違いますから、遅い人に合わせるようにしなければなりません。特に、道路の幅が広く車がたくさん通るようなところでは、議員が言っておられますようにスイッチを押すと青の時間が長くなる信号機(これは、青延長用押ボタン付き信号機と言います。)を設置すれば、障害をお持ちの方やお年寄りの方で歩くのが遅い方でも安心して渡ることが出来るようになります。このような信号機は、川西市内には県道川西篠山線の総合センター前の日高町交差点や川西郵便局東の交差点に設置されていますが、まだまだ数が少なく、設置しなければならない交差点はたくさんあります。また、目の不自由な方のために、青信号になれば音で知らせる信号機(これは、音響式信号といいます。)は、市役所の南東にある交差点とアステ川西の南西と南東にある交差点に設置されていますが、やはり、設置しなければならない交差点はたくさんあります。市内のお年寄りや障害のある方が安心して横断歩道が渡れるよう川西警察署にこれらの信号機をたくさん設置していただけるようお願いした結果、県道川西篠山線の総合センター前の日高町交差点には、今ある青延長用押ボタン付き信号機に音響式信号機の機能を持った信号機を、また国道176号のジョイン川西前の交差点に青延長用押ボタン付き信号機を、同じく国道176号の呉服橋西詰交差点に音響式信号機を平成21年度までに設置していただけるようになっています。
また、議員が「私たちにもできることがあれば協力したい」とおっしゃられていますので、川西市よりお願いしますのは、障害のある方やお年寄りの方等が道路、横断歩道、信号、階段等で困っておられれば、「どうしましたか?」「何かお手伝いしましょうか?」と自然に声を掛けるようにしていただければ、住みやすい環境のまちづくりが進められることになります。どうかよろしくお願いします。
次に「車椅子の方やお年寄りが歩きやすい歩道を」についてですが、ご指摘の川西能勢口から協立病院までの歩道や駅の近くにある歩道は、病院や会社、学校に行かれる方、商店街に買物に行かれる方、銀行や郵便局に行かれる方等があり、それらの方は、お年寄りの人、若い人、身体に障害のある人、車椅子の人、ベビーカーを押している人、大人、子供、男の人、女の人等いろいろな方々がいます。それだけに、議員のご指摘のように、杖で歩いている人や車椅子の人は勿論のこと「誰もが安心して歩ける歩道」にする必要があります。具体的には、「歩道の通行できる幅を広く」「段差を小さく」「傾斜は緩やかに」「雨が降っても水たまりの無い」等の歩道にすることだと思います。駅の周辺地区は、商店、病院、銀行や郵便局、市役所等が集まり、毎日多くの人が行き来しています。出来るだけ早く「誰もが安心して歩ける歩道」「人にやさしい歩道」にするため、取り組んで行きたいと思います。
なお、議員ご指摘の川西能勢口から協立病院までの歩道につきましては、現在、この道路を管理しております兵庫県宝塚土木事務所が歩道を広くして、段差を小さく、また歩道の傾斜を緩やかにする等の工事を行っています。東側の歩道につきましては8月頃に完成予定で、西側につきましては平成19年度に工事を行なう予定と聞いておりますので、もうしばらくお待ちいただきたいと思います。 お年寄りや身体に障害のある人など、みんなのことを考えての優しい気持ちの提案に大変うれしく思いました。私たちもまちのバリアフリー化にむけてがんばっていきたいと思います。ほんとうに、貴重なご意見をありがとうございました。
答弁:教育長
これからも、川西市として、子どもに笑顔があり、お年寄りが元気に暮らせる町づくりが大切であるという考えに同感です。ところで、お年寄りが元気になる時というのは、子どもたちと楽しく遊んだりかかわっている時ではないかと思います。私自身も子どもたちの遊ぶ姿を見ているだけで元気になれる気がします。ましてやご高齢の方であればまことに元気をもらえる時間だと思います。君たちは気づかないかもしれませんが君たちのエネルギーの中には、お年寄りも元気にするパワーがありますよね。
もっと子どもからお年寄りまでが交流するイベントをということですが、今地域で行われている行事としましては、先ほどの答弁でも述べたとおりです。各地域には、子どもやお父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃん等三世代が一緒に楽しむ行事がたくさんあります。老人会とのふれあい体験や、3世代ふれあい広場、しめ縄づくり等、まずは、地域行事などに参加し、自分たちの地域に住むお年寄りとのふれあいが一番であると思います。お年寄りとのふれあいは、これから皆さんが生きていく上での知恵や、豊かな心も育んでくれることでしょう。また、保育園や幼稚園と高齢者福祉施設との交流、総合学習の時間を使い小学生が高齢者を招いての学習など、今も行われていることをもっと積極的に行うことができるよう、教育委員会に関係する団体の皆さんにこの意見を紹介して広めていこうと考えています。本当に優しい心をありがとうございました。
答弁:健康福祉部長
卒業後の進路についての1点目のご質問ですが、現在、川西市では、身体障害者の作業所として、川西作業指導所で約35人の皆さんが働いています。また、小規模作業所の「裸足の楽園」があり、そこでは、組みひも、手芸品作りに一生懸命働いています。川西作業指導所以外に新しく作業所を作る予定はありませんが、今年は川西市の障害者の方に、どのようなサービスが、どれだけ必要かを考えて、計画を作ることとしています。また4月から始まった「障害者自立支援法」という法律では、障害がある人の身体の介助を行ったり、家事を手伝ったりするサービスなどを続けるほか、市町村ごとに障害者の方の必要に応じた地域生活支援という事業を行うこととなっています。本市では、障害がある人が外出するときの手助けや、困ったことなどの相談を行いたいと考えていますが、働く場所の紹介やみんなが交流する機会を作る地域活動支援センターの設置などについても今後考えていきたいと思います。また、来年の春、養護学校卒業予定のみなさんが、新しく作業所を作る予定と聞いておりますので、市としましてもできるだけ協力していきたいと考えています。
答弁:総務部長
みなさんこんにちは、引き続き私からは公務員の障害者採用枠や職域の拡大についてお答えします。まず、障害者の採用に関しましては、それぞれの職場において働く人の内、障害者の占める割合、これを障害者の雇用率と呼んでいますが、この雇用率が、国あるいは県や市などの地方公共団体では2.1%、民間の会社では1.8%と法律により定められております。例えば大雑把な表現となりますが、雇用率の計算をするにあたり、対象となる従業員1000人の地方公共団体では21人、同じく対象となる従業員1000人の民間の会社では18人の障害者を雇用しなければなりません。国や地方公共団の方が民間企業に比べて、雇用率が高くなっているのは、率先して障害者の働く場を提供していく立場にあるためです。このため川西市では、職員の採用試験を実施する際に次の様な事を行っています。まず、私のように一般的な事務を主な仕事とする種類を、事務職といいますが、この事務職の採用試験につきましては、身体障害者の受験資格の年齢制限を3歳広げることにより、受験の機会を増やすようにしています。あるいは、必要に応じ身体障害者だけを受験の対象者とする別枠採用試験を行ったことがあります。また、知的障害者も2名の方がアルバイト職員として働いていただいており、今後についても、今までと同様に障害者の採用の機会を保っていきたいと考えております。なお、職域の拡大については、障害者の福祉について担当する健康福祉部と連携を図りながら研究していきたいと考えています。
最後になりますが、皆さんの川西市に対する思いや、まちづくりに対するご意見を聞かせていただき、頼もしく思うとともに、是非、私たち職員と一緒に、川西市をより良くしていただきたいと強く感じました。本日、子ども議会に参加されました皆さんにおかれましては、川西市に対する熱いハートを、いつまでも持ち続けていただきたいと思います。 そして近い将来に、市民の皆さんが住んでよかったと思っていただけるようなまちづくりを、皆さんと共にできる日が来ることを期待しております。今日は、本当に良い質問をありがとうございました。これをもちまして、私の答弁を終わらせていただきます。
答弁:教育振興部長
養護学校生徒の進路について学校教育の立場からお答えいたします。
さて、川西養護学校に「大学を」というご意見がありましたが、現在の法律では、「大学部の新設」はできません。しかし、高等部を卒業してからの継続教育の場としては、高等部に「専攻科」とういうものを設けている学校もあるようです。盲・聾学校における専攻科については、国の定める「学習指導要領」により標準的な教科と科目が示されています。ここでは、全般的に専門職業人(スペシャリスト)の育成と、社会的自立をめざすことを目標にしているようです。
このことは、ご質問いただいた内容に合うものであり、すぐにでも開設できればという話になりますが、この専攻科も全国に7校あるのみで、いずれも私立(わたくしりつ)としての設置であります。川西市として、市立の養護学校に設置が可能なのか、どのようなカリキュラムを準備すべきか、担当する先生の配置は可能なのか、川西ではなくても全国のある学校へ入学するにはどうすればいいのか、など検討すべきことがたくさんあります。いただいたご意見をともに、今後、設置校の調査をするなかで、時間をかけて検討していきたいと思います。
卒業後の進路については、学習の場だけではなく、働く職場も必要なわけで、養護学校を卒業するみなさんにとって、卒業後の選択肢が増えるということが大切なことであると受け止めています。
「障害者採用枠」という言葉もありましたが、障害のある人もない人も、だれもが気持ちよく働ける職場があることが大切なことでありますので、これまで以上に、市内にある企業等との話し合いの場では、話題として挙げ、検討していただくよう働きかけたいと考えています。
最後に、「卒業後、公務員になりたい」とお話いただきましたが、将来ご一緒に働くことが実現すればと楽しみにしております。貴重なご意見をありがとうございました。
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