平成22年3月15日 市長メッセージ
平成21年度もいよいよ終わりを告げようとしています。本格的な春の訪れも待ち遠しい今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
今は、先月から始まっている3月市議会の開催中で、予算審査特別委員会が行われています。新年度にどのような事業を、いくらのコストをかけて行うのか、市民生活に直結する事柄だけに、慎重な審査が行われています。議会は26日まで続きます。
さて、先月、カナダのバンクーバーで開催されていた冬季オリンピックが閉幕しました。日本は、銀メダルが3個、銅メダルが2個、入賞が26という結果で、前回のトリノ五輪を大きく上回る成績をあげました。日の丸を背負うプレッシャーの中で、選手の皆さん達は正々堂々とプレーされたと思います。心から拍手を送りたいと思います。よく言われることですが、日本は、競技スポーツの振興に対して、個人や企業の力に頼っている側面が強いような気がします。お隣の韓国では、国際競技において好成績を残した場合は、ポイントが付き、一定以上のポイントを獲得すれば、生涯年金が支給されるそうです。そのやり方を必ずしも肯定するわけではありませんが、国民挙げて熱狂する様子や、必死で頑張る選手の姿を見て、適切なバックアップは必要ではないかと感じました。次回は、ロシアの避暑地、ソチでの開催が予定されています。オリンピックを目ざす皆さんには、4年間さらに精進していただきたいと祈っています。
年度末になると、年度当初に計画したことが、しっかりと実行できたかどうか気になります。まちに漂う閉塞感を何とか打破し、川西の活性化を図ることを使命と考える立場からは、予算化された事業が遅滞なく実行されたのかということもさることながら、市民の皆さんの暮らしやマインドがどう変化したのかということが気にかかります。施政方針で、私は、北京の蝶の話を引用しました。「北京で一匹の蝶が羽ばたく。それを見ていた別の蝶がきれいだと感じ自分も羽ばたき、さらに別の蝶が羽ばたいて、その動きが連鎖反応的に拡大し、瞬く間に遠く離れたニューヨークの蝶の羽ばたきにまで結びつく」というものです。きれいと感じるのが気づきであり、気づきが共感、共鳴に繋がり、行動に繋がるという比喩ですが、まちづくりにも同様の考え方が当てはまるのではないかと考えています。先日、市議会の総括質問で、ある議員から、私が最初に羽ばたく蝶の役割を演じるべきだというご指摘をいただきました。確かに、最初の行動を起こすことは、勇気もいりますし、リスクも付きものです。しかしながら、はじめの一歩を踏み出さないと、何もことが起こらないのも事実です。市長就任以来、これまでにない、様々な取り組みに挑戦してきました。今後とも、川西の未来に繋がると判断した場合は、恐れず、怯まず挑戦を続けたいと考えています。
写真は、市内の事業者の皆さんのご協力によって販売されている「きんたくんグッズ」の写真です。昨年から今年にかけて、バッジや文具、Tシャツ、お弁当など、実に35種類もの製品が開発・販売されました。これも、リスクを顧みず、川西の元気の創出のために、事業者の皆さんが英断していただいた賜です。改めて感謝いたしますとともに、川西を愛する皆さんのお気持ちがとても嬉しく、心強く感じています。今後とも、皆さんと力を合わせて、きんたくんの活躍の場を広げていきたいと思います。


