平成20年7月15日 市長メッセージ
子どもたちにとっては待望の夏休みが近づいてきました。いかがお過ごしでしょうか。
さて、7月1日から、「金太郎」のキャラクターデザインを募集しています。ここで、改めて、金太郎と本市の関係についてご紹介します。 清和源氏の祖、源満仲(みなもとのみつなか)は、970年に現在の多田神社の前身である多田院を創建しましたが、満仲の子どもに頼光という非常に武勇に優れた息子がおりました。その様子は、室町時代に成立した「御伽草子(おとぎぞうし)」に収録されている「酒呑童子(しゅてんどうじ)」に描かれています。 平安時代中期頃、都の貴族のお姫様が次々と誘拐され、行方不明となる事件が起きました。安倍晴明の占いで、丹波大江山の酒呑童子を頭とする鬼たちの仕業であるとされ、帝から頼光に、鬼退治の命が下されました。頼光は、四天王と呼ばれた家来らを引き連れて、大江山に向かい、鬼たちに酒を飲ませて酔いつぶれたところを首尾良く仕留めて成敗をしたという物語です。この四天王の一人が坂田金時、幼名金太郎です。その坂田金時のお墓が、本市の満願寺と小童寺にあり、満願寺では、毎年、5月5日に「金時まつり」が開催され、餅まきや墓前供養祭などが行われています。
このように、本市は、清和源氏発祥の地であることに加えて、一族の家来の一人である坂田金時(金太郎)の墓が存在するという事実を、私はまちの貴重な資源であると考えています。折しも、本年度から第4次総合計画後期基本計画「笑顔・ときめき川西プラン」がスタートしています。計画では、まちづくりの目標を「元気でうるおいのあるオンリーワンのまちづくり」としていますが、その達成に向けて、このような資源を有効に活用していきたいと思っています。
7月末までデザインの募集を行った後、選考・決定し、その後、愛称も募集、10月にはデザインと愛称をそろってお披露目できる予定です。私もどんな作品が生まれるのか今からとてもわくわくしています。これまでもあらゆる機会に、金太郎をPRしていることもあって、既に、キャラクターを活用した様々なアイテムが提案されています。市民の元気、そしてまちの元気を金太郎に託したいと思いは膨らむばかりです。皆さんの作品をお待ちしています。
写真は、去る7月12日に開催された「子ども議会」の様子です。今回は、とりわけ、おとなのマナーに関する問題提起が多く出されていました。子どもは社会を映す鏡であると言われます。子どもたちの瞳に映ったおとな社会の実情を真摯に受け止め、是正すべきは速やかに是正する態度が必要であると感じました。
