平成22年7月15日 市長メッセージ
もうすぐ学校は夏休みに入ります。
色々なプランを立てておられる方も多いと思います。いかがお過ごしでしょうか。
さて、7月31日と8月1日の2日間、初めての試みとして「公開事業レビュー」を行います。現在、本番に向けて着々と準備を進めているところです。
そもそも、この取組みは、国が行っている「事業仕分け」にヒントを得て、本市でも是非これを応用したいという思いから発案し、実施することとしたものです。これまでも私は、まちの元気や活気の源泉は、一人ひとりの市民や事業者、各種団体などの「民」にあり、政治・行政の役割は、そうした「民」の活力を高めるために有効なサポートを行い、それぞれの使命を実現するための環境を整えていくことにあるということを申しあげてまいりました。同時に、その際に求められることは、公共的なものに対する市民の姿勢であり、そのあり方如何によって、わがまち川西の形が決定されるということも申してまいりました。自由と責任、権利と義務のバランスのとれた社会。そこから生まれる「自分たちのまちのことは自分たちで決めて実行する」という自治の原理に基づくまちづくりを進めることが必要だと思うからです。
そのためには、まず、市民の皆さんに「まちの事情」について関心を持っていただかなければなりません。そのような思いから、市長就任以来、できるだけわかりやすく、かつタイムリーに市政情報をお届けしたいということで、広報紙のカラー化、そして冊子化を行いました。また、ご要望に応じて、私が地域にお伺いする「出前ミーティング」も始めました。このように、色々と工夫をしてきましたが、国の事業仕分けを見る中で、市が行っている事務事業について、公開の場でその内容等についてご説明させていただき、事業の進め方、方向性などについて市民の皆さんや専門家の皆さんからご意見を賜ることで、理解を深めていただくと同時に、執行にあたって大いに参考にさせていただくことができるのではないかと考えたところです。ただ、国で実施されているような、短時間のうちに事業の存廃を結論づける進め方等については、私自身、少し違和感を感じています。
そこで、今回は、1事業あたり50分の時間をとり、さらに、市職員と評価者との意見交換だけでなく、評価をしていただく皆さん同士の議論の時間も設けることとしました。また、最後には、評価者お一人おひとりからコメントをいただき、コーディネーターに総括していただくというスタイルをとるなど、「川西らしさ」に拘ったつもりです。もちろん、事務事業の是非が問われる場面があるかもしれませんし、その際には真摯に受け止めることが必要だと思います。ただ、精査の上に立って、いずれも必要であると判断し、執行している立場からは、しっかりとご説明をさせていただき、ご理解を賜るようにすることが、私をはじめ、職員に課せられた責任であると思っています。皆さんもどうか傍聴にお越しください。
写真は、去る10日に開催した「子ども議会」の様子です。
市議会の仕組みなどを学ぶとともに、主体的に社会に働きかけていく機会として、平成4年から開催しています。身近な学校の環境改善に対する提案から、地域の活性化や福祉問題に対する提案まで、実に幅広い問題提起をいただきました。子どもたちの堂々とした態度を見て、将来は、私自身が訴えさせていただいている「協治」を支えるまちづくりの主体として、たくましく成長してくれると実感しました。私もしっかりと頑張りたいと思います。

