平成21年度ごみ減量チャレンジ・モニター活動報告
平成21年度ごみ減量チャレンジ・モニター活動報告

さらなるごみの減量をめざして、平成21年度新規事業として「ごみ減量チャレンジ・モニター制度」を開始しました。
公募で集まった市民の皆さんが主体となって、ごみの減量に向けた実践活動に取り組みました。
今年度は、「市民講座企画」「事業者との連携」「生ごみの堆肥化」の3つのテーマで、企画や調査研究を進めました。
「市民講座企画」グループ
- 「子ども達にごみ減量に関心を持ってもらいたい」という思いから、親子講座「国崎クリーンセンター見学&小物づくり」を企画しました。
- 国崎クリーンセンターを見学して、私たちが出したごみのゆくえを知ってもらいました。
- 見学後は、不用になった洋服や靴下を使って小物づくりを楽しみました。



リメイク品の展示
不用になったものも少しの工夫で大活躍
企画親子講座の開催にあわせてリメイク品を展示し、参加者に見てもらいました。
「事業者との連携」グループ
- 商品の容器や包装ごみに着目しました。消費者の視点だけでなく、事業者の視点も意識しながら容器包装について調査研究しました。
- ペットボトルのラベルや、食品トレイなどについて、メンバーがそれぞれメーカーや店舗に問い合わせました。
- また、市内のスーパーとの懇談会を実施し、ごみ減量について意見交換を行いました。
- 調査結果については、集約してごみ減量チャレンジ・モニター全体会議で発表しました。さらに、容器包装ごみ削減に向けたアイデアなども提示しました。
「生ごみの堆肥化」グループ
生ごみは「ごみ」ではなく大切な「資源」です。
多くの人が生ごみの堆肥化を実践できるよう、できるだけ安価で手軽に堆肥化する方法を研究しました。具体的には「プラスチックコンテナ」「土嚢袋」「コンポスト化容器」「段ボール箱」の4種類の容器を使用して堆肥化の実験を行いました。それぞれの実験記録をまとめています。

- 市販のコンポスト化容器を使って生ごみを堆肥化しました。
- 近所の方にもお声掛けして、コンポストに生ごみを投入してもらいました。
(感想)
人によって最適なやり方は色々だと思いますが、コンポストを設置する場所があれば、生ごみだけでなく落ち葉や枝木も処理できておすすめです。
- みかん箱くらいの大きさの段ボール箱に、基材(ピートモス、くん炭、水)を入れて生ごみを堆肥化しました。
- 生ごみの中でも、魚のアラや骨、油を投入すると温度が上がり堆肥化が促進されました。
(感想)
段ボールを用いた生ごみの堆肥化はほとんど悪臭もなく、軽量で、家の中で実施できて便利です。安価で、手軽に誰でも実施できる方法だと思います。

- 土嚢袋に基材(庭の土、腐葉土、米ぬか、水)を入れて生ごみを堆肥化しました。二つの袋を使って一日おきに生ごみを入れます。
- 生ごみにぬかをまぶすように加えてよく混ぜて堆肥化します。
- できた堆肥のもとは土に埋めるなどして1~2ヶ月おいて完熟堆肥にして使用します。
(感想)
手に入りやすい土嚢袋で場所も取らず手軽に実施できます。生ごみがあまり出ない家庭には向いているのではないでしょうか。段ボール箱と土嚢袋を上手に使い分けて堆肥化すると良いと思いました。問題点は虫が発生しやすいことです。虫が発生したらそのまま土に埋めたらよいということです。

- プラスチックの容器に基材(パームピート、腐葉土、米ぬか)を入れて生ごみを堆肥化しました。
- 独自に考えた方法のため、マニュアルもなく試行錯誤で実験を進めました。
- EM菌を使用しましたが上手くいかなかったため、米ぬかを投入したところ堆肥化が進みました。
(感想)
安価で購入できるプラスチック製のコンテナを利用して堆肥化をしてはどうかという発案を実際にやってみました。実験したのが冬場であったためなかなかごみ床の温度が上昇せず、腐葉土を投入するなど色々な方法を試しました。最終的には、一日に1キログラム程の生ごみを投入して堆肥化することができました。分解されにくいものは、細かく切ったり、潰すことで解決します。
