高病原性鳥インフルエンザ対策について
ページ番号1004144 更新日 平成30年5月8日 印刷
高病原性鳥インフルエンザ対策について
鳥インフルエンザは、A型インフルエンザウイルスが引き起こす鳥の病気です。鳥に感染するA型インフルエンザウイルスをまとめて鳥インフルエンザウイルスといいます。
鳥インフルエンザの感染について
鳥インフルエンザウイルスは、感染した鳥との濃密な接触などの特殊な場合を除いて、通常では人に感染しないと考えられています。日常生活においては、鳥の排泄物などに触れてしまった際には手洗いとうがいをしていただければ、過度に心配する必要はありませんので、冷静な行動をお願いします。
鶏肉や卵などの食品からの感染について
国内ではこれまで、鶏肉や卵を食べて、鳥インフルエンザウイルスに感染した例は報告されていません。
なお、鳥インフルエンザウイルスは加熱すれば感染性がなくなります。万一食品中にウイルスがあったとしても、食品を十分に加熱して食べれば感染の心配はありません。
野鳥が死んでいるのを見つけた場合はどうすればよいですか
野鳥は様々な原因で死にます。飼われている鳥と違って、エサが取れずに衰弱したり、環境の変化に耐えられずに死んでしまうこともあります。野鳥が死んでいても、鳥インフルエンザを直ちに疑う必要はありません。
死獣の収集処理は美化推進課(072-744-1124)にご連絡ください(月曜日から金曜日、正午まで受付分を午後から収集)。
鳥インフルエンザの対応について
基本的な対応方針としては、環境省の発令する対応レベルに応じて検査などを実施します。
現在は「対応レベル1(通常時)」となっており、市では、そのレベルと「野鳥リスク種一覧表」に応じて死亡鳥獣などの回収を行っています。
対応レベル | 検査優先種1 | 検査優先種2 | 検査優先種3 | その他の種 |
---|---|---|---|---|
対応レベル1 (通常時) |
1羽以上 | 3羽以上 | 5羽以上 | 5羽以上 |
対応レベル2 (国内単発発生時) |
1羽以上 | 2羽以上 | 5羽以上 | 5羽以上 |
対応レベル3 (国内複数発生時) |
1羽以上 | 1羽以上 | 3羽以上 | 5羽以上 |
野鳥監視重点区域 | 1羽以上 | 1羽以上 | 3羽以上 | 3羽以上 |
- 対応レベルの発令については、環境省より通知される
- 対応レベル2または3が発令されてから30日間以内に新たな発生が無い場合は、レベル2または3は解除される
- 死亡野鳥などの羽数は、同一場所(見渡せる範囲程度)での3日間の合計羽数とする
- 野鳥監視重点区域は、発生地から半径10km以内の範囲(原則として市町域で区分)
種別 | 野鳥 |
---|---|
検査優先種1(17種) |
カモ目カモ科 (重度の神経症状が観察された水鳥類)コクチョウ、コブハクチョウ カイツブリ目カイツブリ科 カイツブリ、カンムリカイツブリ ツル目ツル科 マナヅル、マナベヅル チドリ目カモメ科 ユリカモメ タカ目タカ科 ハヤブサ目ハヤブサ科 |
検査優先種2(11種) |
カモ目カモ科 ツル目クイナ科 タカ目タカ科 フクロウ目フクロウ科 |
検査優先種3 |
カモ目カモ科 カイツブリ目カイツブリ科 ハジロカイツブリなど(検査優先種1,2以外全種) カツオドリ目ウ科 ペリカン目サギ科 ツル目ツル科 タンチョウなど(検査優先種1,2以外全種) チドリ目カモメ科 タカ目ミサゴ科 ミサゴ タカ目タカ科 フクロウ目フクロウ科 ハヤブサ目 ハヤブサ科 |
その他の種 | 上記以外の鳥種全て(スズメ、ハト、ムクドリ、ヒヨドリ、カラスなど) |
種の特定に必要な写真の撮影方法(次の3方向から撮影する)。
- 羽を広げてお腹から全体
- 羽を広げて背中から全体
- 顔のアップ
鳥インフルエンザに関する連絡先などについて
川西市:川西市役所産業振興課(川西市中央町12-1)
電話 072-740-1164(直通)
(休日夜間など連絡先)
072-740-1111
兵庫県:阪神農林振興事務所里山・森林課(三田市天神1-10-14)
電話079-562-1392(直通)
農林水産省や環境省のホームページ(下記)も参考にご覧ください。
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このページに関するお問い合わせ
市民環境部 産業振興課(農林)
〒666-8501 川西市中央町12番1号 市役所2階
電話:072-740-1164 ファクス:072-740-1332
市民環境部 産業振興課(農林)へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。